愛するクラブのために…パルマサポーター、競売にかけられたベンチを落札しクラブに返却

財政難に苦しむパルマに対し、クラブを愛するサポーターが救いの手を差し伸べた。競売にかけられたドレッシングルームのベンチを落札した3人のサポーターが、すぐにそのベンチをクラブに返却したことが報じられている。

深刻な財政難のため破産の危機に陥っているパルマは、これまでセリエAで2試合の延期を強いられたほか、遠征費用の不足などさまざまな形での苦境が伝えられている。

先月25日には、クラブの資産が押収されて競売にかけられることも明らかになった。ドレッシングルーム内で使用されていたベンチが売りに出されることも、クラブの深刻な状況を象徴する事態の一つと捉えられていた。

だが、チームを救うため少しでも力になりたいと望んだ3人のサポーターの行動が脚光を浴びている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などイタリア複数メディアの報道によれば、3人のパルマサポーターがこのベンチを1400ユーロ(約18万円)で落札し、すぐにクラブに返却したという。

3人は知らなかったことだが、競売にはパルマのメディカルスタッフの一人であるダレッサンドロ医師も参加して自らベンチを買い戻そうとしていたとのことだ。ベンチは落札できなかった同医師だが、その他の備品など数点を落札してクラブに戻したと報じられている。

先週末のアタランタ戦では3試合ぶりに試合を開催し、0-0で引き分けたパルマ。15日の第27節はアウェーでサッスオーロと対戦する。