パルマの混迷終わらず、今季2度目のクラブ売却 買収額はわずか134円?

パルマは9日、クラブの公式ウェブサイトでの声明で、ジャンピエトロ・マネンティ氏がクラブを買収したと発表した。同氏がオーナー兼会長となっている。財政難に苦しむパルマは、今季2度目のクラブ売却となった。

選手の給与支払い遅延で勝ち点減点処分を受けるなど、財政難に苦しんでいたパルマは、昨年12月にロシア・キプロスの複合企業体に買収された。アルバニアの実業家レザルト・タチ氏が主導したとみられている。

だが、その後もパルマの財政問題は解決せず、会長が次々と代わる事態に。FWアントニオ・カッサーノは契約を解消し、DFガブリエル・パレッタなど一部の主力選手が冬のマーケットで移籍。そして先週、タチ氏もクラブを売却するとの報道が浮上した。

9日、この報道は事実だったと確認された。クラブが2度目の売却を認めたからだ。旧経営陣の一人であるマッシモ・ドカ氏は、買収額が1ユーロだと明かしている。イタリアメディアが伝えた。

「我々はクラブをうまく運営してきた。買収はいくらだったか? 1ユーロだ。我々が支払ったのと同じ金額だよ。問題は負債だからだ。なぜ我々は撤退したか? もっともっと深刻な状況だと分かったからだ。負債額は2億ユーロ? 知らないよ。だが、非常に深刻な状況だ」

マネンティ新会長はこの日、イタリアメディアで財政問題の解決とクラブ再建への意気込みをあらわしている。パルマは16日までに当面の問題を解決しなければ、再び処分が科される予定。19位に勝ち点6差で最下位のパルマは、依然として混乱のさなかにある。