本田フル出場のミラン、最下位パルマを下して6試合ぶり白星

1日に行われたセリエA第21節、ミラン対パルマの一戦は、3ー1でホームのミランが勝利した。ミランMF本田圭佑はフル出場している。

アジアカップから戻ってきて初の先発となった本田は右サイドに入り、1月にやってきたチェルチが左サイドを担当する。デストロはいきなり先発で最前線。パートナーを務めるメネスは、その下を自由に動き回る。そのほかには、こちらも新戦力のボッケッティが左サイドバックで先発し、アバーテ不在の右にはザッカルド。デ・ヨングとモントリーヴォが招集外で中盤の底には、ポーリとファン・ヒンケルが入った。1月のリーグ戦を白星なく終えたミランは、久々の勝利を目指す。

そんなミランにとって、パルマはこの上ない相手。セリエA最下位というチームの低迷も深刻だが、給与未払いでカッサーノが退団し、その他の選手も100%起用できる状態ではない。ピッチの内外に問題を抱えているだけに、ホームのミランは勝たなければいけない相手だ。

やはり主導権を握ったのはミラン。17分には、先制に成功する。ペナルティーエリア右でザッカルドがハイボールを折り返すと、クリスティアン・ロドリゲスの腕に当たる。故意ではなかったと思われるが、腕を広げた印象が悪く、審判団はPKを指示した。これをメネスが問題なく決めて、1ー0になる。

だが、最下位相手でも順調に試合を運べないのが今のミラン。パルマは24分、左サイドからのFKをペナルティーエリア内に入れると、混戦の中からノチェリーノが押し込んで1ー1。元ミランのノチェリーノはゴールを祝わず、自陣に引き返していった。

その後はパルマのリズムが良くなるが、好機の数ではミランが上だった。32分、アレックスが放った強烈なグラウンダーのFKはポストに嫌われる。35分には、相手GKミランテのまずい飛び出しを見てデストロが頭で浮かせたが、クロスバーのわずか上にそれた。

41分には、本田がチャンスを演出。30分頃からチェルチとポジションを入れ替えていた本田は、右からのクロスをニアで受けて、ダイレクトで左前方にパスを送る。デストロがゴールを狙うが、DFのブロックされる。

後半のスタート時にエッシェンを投入したミランは、見せ場が少なかったファン・ヒンケルが退いた。しかし、積極性は出ず、後半も良い立ち上がりとはならなかった。

それでも、チーム内得点王が良くないムードを一蹴する。メネスがペナルティーエリア右からシュートを決めて、勝ち越しに成功した。メネスはこれで今季パルマ戦4ゴールを挙げたことになる。

勝利を決めたのは76分。メネスのグラウンダーのパスを元パルマのザッカルドが押し込み、3ー1。相手の意欲を奪った。

これで本田にもゴールが決まれば、というところではあったが、10番の得点は次節以降にお預け。それでも、ミランはメネスの2ゴール1アシストで2015年リーグ戦初白星を挙げ、8位タイとなった。