インテルの低迷続く、サッスオーロに屈して2連敗

1日に行われたセリエA第21節、サッスオーロ対インテルの一戦は、3-1でホームのサッスオーロが勝利を収めた。インテルDF長友佑都は負傷のためメンバーから外れている。

前節の黒星を払しょくしたいインテルは、イカルディがベンチスタート。負傷者続出の守備陣では、右サイドで若手ドンコルがスタメンに入る。そのドンコルは5分、CKのこぼれ球からチャンスを迎えるが、DFにブロックされた。続くCKの流れでも、シャチリのクロスからヴィディッチが頭で狙うが、コンシッリに阻まれる。

立ち上がりに良い形をつくったインテルだが、以降は前線から激しいプレスを仕掛けるサッスオーロに押され、ミスも目立ち始める。

すると17分、サッスオーロがエースの一発で均衡を破る。左サイドを崩したミッシローリのクロスにザザが反応。トラップから左足の鋭いシュートを叩き込み、今季8点目となるゴールを決めた。

インテンシティーのあるプレーで主導権を握ったサッスオーロは、30分に妥当な2点目。CKの跳ね返りを左に展開すると、パスを受けたサンソーネがあっさりマークをかわしてペナルティーエリア内へ。右足で力強いシュートを放つと、ボールはクロスバーを叩いてからゴールに沈んだ。

勢いを緩めないサッスオーロに対し、インテルは単発のシュートを放つのみ。逆にドンコルが2度ほどPKを取られてもおかしくない場面を見せ、さらに失点しても不思議ではない展開だった。

後がないインテルは、後半から3バックに変更。メデルが守備ラインに入り、シャチリがトップ下へ。さらにマンチーニ監督は56分、精彩を欠いたポドルスキに代えてイカルディを投入した。

2点ビハインドで前に出るインテルが、疲労も見え始めたサッスオーロを押す展開となるが、決定機にはつながらず。65分にはシャチリが左足で鋭いミドルシュートを放つが、ポストに阻まれる。

インテルは70分、新戦力ブロゾビッチをヴィディッチに代えて投入する。イタリアメディアによると、ドンコルを下げる予定だったが、マンチーニ監督とチームマネジャーの間で誤解があったという。一度交代が認められたことで、ヴィディッチはピッチに戻れず、ドンコルが守備ラインに入った。

76分には、ブロゾビッチが粘って上げたクロスに、飛び込んできたドドーが完璧なタイミングでヘディング。だが、コンシッリの壁を破れない。2分後に投入された若手プスカシュが、いきなり見せ場をつくり、ペナルティーエリア内で粘ってシュートに持ち込むが、これもコンシッリに阻まれる。

苦しいインテルだが、83分に相手のミスで1点を返す。マニャネッリの不用意なパスを、飛び出したコンシッリの手前でイカルディがカット。そのまま無人のゴールにボールを流し込んだ。

1点差となって緊張が高まる中、サッスオーロはサンソーネがシャチリへのラフプレーで退場に。累積警告のザザ、ベラルディとあわせ、サッスオーロは次節で3トップ全員を失うこととなった。

スタジアムがざわつく中、アディショナルタイムの表示は6分。インテルは数的優位を生かして追いつきたいところだったが、92分にドンコルがザザを倒してPKを献上してしまう。ドンコルは2度目の警告で退場。PKもベラルディに決められ、インテルは万事休すとなった。