本田フル出場、ミランがナポリを2ー0で下す

上位相手に危なげなし
14日に行われたセリエA第15節、ミラン対ナポリの一戦は、2ー0でホームのミランが勝利した。MF本田圭佑はフル出場している。

本田がベンチスタートという報道もあったが、インザーギ監督は10番を右サイドで先発起用。エル・シャーラウィがベンチスタートとなり、左にはボナヴェントゥーラが起用される。

そのミランは、良いスタートを切った。ミッドウィークにヨーロッパリーグを戦った影響か、ナポリはやや緩い立ち上がりとなり、ミランはこの隙を逃さない。

開始6分、ペナルティーエリア左手前でボナヴェントゥーラからパスを受けたメネスが2人のDFの間をドリブルで突破。ペナルティーエリア左から左足で決めて、ミランがいきなりスコアを動かす。

ナポリは次第に試合に入っていくと、20分すぎにチャンスが続く。しかし、シュートはGKディエゴ・ロペスの正面に飛び続け、同点弾は生まれない。ナポリは速攻を仕掛けると脅威になるものの、しっかり引かれるとそれを崩す変化はつくれず、攻撃は停滞した。

対するミランも、追加点のチャンスは多くない。32分には本田とボネーラのパス交換からクロスが入ったものの、ペナルティーエリア手前からモントリーヴォが放ったシュートはDFに当たって枠外。良い形で前線にボールが入ることはほとんどなく、こちらも得点の予感はあまりなかった。

後半のスタートからナポリはプレスの位置が高くなる。この圧力を受けたミランは守る時間が増えるが、本田が懸命に戻って相手のクロスをブロックするなど、危険な位置までは運ばせない。

すると52分、ミランに大きな追加点が生まれた。守備面ではほとんど貢献できていなかったアルメロが左サイドからクロスを入れると、鋭いボールにニアのボナヴェントゥーラがヘッド。フリーで決めて、2点差とする。

前節エンポリ戦では2点ビハインドから追いついたナポリ。この展開で当然前に出る。しかし、良い時間帯に失点したダメージは大きかった。

ミランは57分、速攻で大きなチャンスをつくり、本田がつくった中央のスペースにポーリがフリーで走り込んだが、ファーストタッチが大きくなって、GKとの1対1に持ち込めない。59分には本田がミドルレンジから左足で狙ったが、ゴールを脅かすほどのものにはならなかった。60分にはカウンター。本田が右サイドの深くまで運んでマイナスに出すと、モントリーヴォがダイレクトで狙ったが、右足のシュートはゴールの右に外れる。

ナポリはその直後、ようやくハムシクを投入するが、それでもミランペースが続く。63分、メネスが再び鮮やかなドリブル突破を見せてペナルティーエリア左に侵入してシュートを狙った。ここはクリバリにうまくカバーされ、シュートはコースが変わって枠外だったが、ナポリに主導権を譲らない。

ミランはラミが負傷を抱えて66分に交代。クリスティアン・サパタが代役を務める。一方のナポリは、72分にドゥバン・サパタを前線に送り出すと、77分にはガルガノも入り、よりシンプルにゴールを目指した。

しかし、ミランの守備を崩すことはできない。ナポリは87分、イグアインの強烈なミドルシュートが枠をとらえたシーンは惜しかったものの、D・ロペスに阻まれてゴールならず。

結局、試合の大部分で主導権を握ったミランが2ー0で勝利し、ナポリは第3節ウディネーゼ戦以来となるリーグ戦黒星を喫した。