マンチーニ:「魔法の杖は持っていない」

仕事をすることで勝利を取り戻したいと意気込み
インテルのロベルト・マンチーニ新監督が15日、就任会見に臨んだ。復帰を果たした同監督は、インテルに戻ったことを喜びつつ、「魔法の杖」は持っていないと話している。

2004年から2008年までインテルを率い、スクデット3回など数々のタイトルをもたらしたマンチーニ監督。サポーターは指揮官の復帰を喜んでおり、マンチーニ監督も満足のようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』などイタリアメディアが伝えた。

「サポーターが喜んでいることにはとても満足している。私は戻ってくるとは思っていなかった。私がここで何か大きなことをやったということだ。熱意を取り戻させることができるか、サポーターをスタジアムに戻し、勝利を取り戻せるかどうかは、我々次第だ」

「プロジェクトは気に入っている。そうじゃなければ引き受けない。また新たな素晴らしい物語をつくれると信じているよ。私は魔法の杖など持っていない。仕事をすることで勝利を手にしよう。10年前と同じ道のりを始められるか? 当時は良い仕事を始め、毎年良くなっていった。素晴らしい日々だったね。大事なのは勝利を取り戻すことだ」

マッシモ・モラッティ氏も復帰を喜んでいるが、マンチーニ監督も満足だと語った。

「モラッティ家はインテルの歴史をつくった。それを消すことは不可能だ。(クラブを去るという)彼の決断は100%尊重しなければいけない。彼と話したが、私の復帰を喜んでくれた。我々は一緒に勝利を手にし始めた。10年前に私をインテルに呼んでくれたことを感謝している。今は状況が変わったが、モラッティは常にいるよ」

1月の補強が騒がれているが、マンチーニ監督はこのように述べている。

「仕事を始める必要がある。選手たちはすぐに私の考えを理解しなければいけない。我々は急いで仕事をし、勝たなければいけないんだ。補強? 何が必要かを知る前に、チームのことをよく知らなければいけない」

「マリオ・バロテッリをインテルに戻したいか? 彼はリヴァプールでうまくやっている。彼には大きなチャンスがあり、プレミアリーグにおける非常に重要なクラブに加わったんだ。あそこでうまくやらなければいけない」

ミランのフィリッポ・インザーギ監督は、マンチェスター・ユナイテッドを長年率いたアレックス・ファーガソン氏のようになりたいと話している。マンチーニ監督はインテルでそれを目指すのだろうか。

「あまり先を見る必要はない。ファーガソンはユナイテッドに27年いた。私がインテルに27年いるとは思わない。戻ってきたこと、再びイタリアで仕事をすることには満足している。インテルが勝利を取り戻すために手を貸したい」

「どこでも結果が大事だが、イタリアでは特にそうだ。そして監督がすべてに対する代償を払う。我々の仕事の良くない一面だが、それは分かっているよ」