長友フル出場のインテル、ナポリとスコアレスで3連勝ならず

両軍チャンスを生かせず、イグアイン負傷に懸念
26日に行われたセリエA第35節、インテル対ナポリの一戦は、0-0のスコアレスドローに終わった。DF長友佑都は先発フル出場し、攻守に貢献したが得点やアシストはなかった。

ヨーロッパリーグ出場権獲得を狙うインテルが、3位確保を目指すナポリをホームに迎えた一戦。守備でフアンが負傷、サムエルとロランドが出場停止のインテルは、アンドレオッリが今季初めてスタメンに名を連ねた。

アウェーのナポリは開始わずか20秒でシュートにこぎつけた。インシーニェが左からクロスを入れると、逆サイドのカジェホンが合わせる。懸命にすがる長友を抑えてシュートを放ったカジェホンだが、これは枠をとらえなかった。

直後にエルナネスのミドルシュートやコバチッチの中央突破など、すぐに反撃したインテルは、10分にエルナネス、11分にコバチッチと、立て続けのミドルシュートでナポリゴールに襲いかかる。だが、いずれもGKレイナに阻まれた。18分にも、中盤でパスをカットしたパラシオがドリブルで攻め上がり、シュートまでつなげるが、これはポストの横へそれる。

ナポリは長友の背後のスペースを突いたカジェホンが決定機を手にした。13分にはメルテンスのクロスから絶好のチャンスを得るが、ダイレクトで合わせたシュートは枠をとらえず。22分にもカジェホンが右のスペースを突いたが、折り返しのボールはイグアインに合わなかった。

両チームがチャンスをつくりながらスコアレスで前半を終え、迎えた後半。まずゴールに迫ったのはナポリだった。50分、インレルがペナルティーエリア外からボールを入れると、アンドレオッリの前に出たイグアインがこれをうまく受けてシュート。決まったかに思われたが、ゴール前で長友のブロックに阻まれる。

失点回避に貢献した長友は、今度は攻撃でも魅せる。52分にパラシオ、その2分後にはイカルディへと好クロスを入れるが、パラシオのヘディングシュートは枠をとらえず、2本目のクロスは飛び出したレイナにパンチングでクリアされた。

スコアが動かないまま、選手たちは徐々に疲労を見せる。そんな中、82分に長友にチャンス。コバチッチがタメてからスルーパスを出すと、ペナルティーエリア内に侵入した長友が右足でシュートを放つが、レイナのセーブに遭う。

こぼれ球を拾ったナポリはカウンターを仕掛け、最後はインレルがラノッキアをかわして決定的なシュートを放つ。だが、ボールはポストを直撃した。

84分にはイグアインがマーカー2人をかわしてシュート体勢に入るが、素早く飛び込んだアンドレオッリのブロックに遭う。パワフルなシュートを放とうと右足を振り抜いていたイグアインは、立ち上がれずにストレッチャーでピッチの外へ。そのままパンデフとの交代を余儀なくされた。

結局、試合はスコアレスのままタイムアップ。ナポリはチャンピオンズリーグ、インテルはELへの出場権を確定させることはできなかった。インテルは次節、ミラノダービーに臨む。

この日行われたもう1試合、ボローニャ対フィオレンティーナの一戦は、3-0でアウェーのフィオレンティーナが勝利した。クアドラードのゴールで先制し、イリチッチのミドルシュートで前半に2点を先行したヴィオラは、終了間際にもクアドラードがダメ押しの3点目を奪っている。