ターラブ:「キャリアで最高の10日間を過ごした」

PSG移籍破談も振り返る
ミランMFアデル・ターラブは、2012年にパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が実現しなかったことを振り返り、この冬にミランに加入するまで苦しい時期を過ごしたと話している。一方で、ミラン加入から現在までの期間には非常に満足している様子だ。

トッテナムからのレンタルも含め、2009年からQPRでプレーしていたターラブ。2012年の夏にはPSGからのオファーがあったが、移籍の実現には至らなかったことだ。

当時PSGのスポーツディレクターを務めていたレオナルド氏は、2012年夏にFWズラタン・イブラヒモビッチやDFチアゴ・シウバなどを獲得。だがPSGのオーナー陣はターラブの獲得を一番に望んでいたと、同選手はフランス『RMCスポーツ』に話している。

「カタールのオーナーたちは僕の獲得を一番に望んでいた。ほかに契約したすべての選手たちの前に僕に会って、契約を望んでいたんだ。でもレオナルドには別に優先していたことがあったと思う」

「それでもPSGは1200万ユーロのオファーを出してきた。僕の契約破棄料は1700万ユーロだった。でもレオナルドにとっては、イングランド2部で1シーズン活躍しただけの選手のためには高すぎたようだ」

QPRに残った2012-13シーズンにはチームが降格。フラムへの半年のレンタルを経て、ミランへ移籍することになった。

「移籍が実現せず、すごく苦しい思いだった。頭の中ではPSGというビッグクラブに行って、チャンピオンズリーグ(CL)に出場するつもりだったからね。実際にはもう一度QPRに戻って、悪夢のような1年間を過ごすことになった。でもミランに来て、立ち直ることができてうれしく思っているよ」

「ミランと契約したとき、僕は自分の能力を信じていると言い続けていたし、ミランでプレーする力があると思っていた。フラムであまりプレーしていなかったから、確かに驚いた人たちも多かったけどね」

ミランでのデビューからこれまでの時期を、ターラブは「キャリアで最高の10日間」として振り返った。

「僕のキャリアの中で最高の10日間を過ごすことができたよ。チームと一緒に3回練習した後、ナポリの素晴らしいスタジアムでプレーすることができた。それから、同じく素晴らしいスタジアムでホームのボローニャ戦。そして水曜日にはCLに初めて出場できたからね」