ミランの不振止まらず ホーム初の無得点でヴィオラ相手に今季5敗目

ナポリは勝利、ユーヴェとともにローマに食らいつく
2日に行われたセリエA第11節、ミラン対フィオレンティーナの一戦は、2-0でアウェーのフィオレンティーナが勝利を収めた。

11位と不振のミランは、GKアッビアーティが復帰したが、引き続きGKガブリエウを起用。デ・シリオが負傷した左サイドにはコンスタンが戻り、前線はビルサ、バロテッリ、カカーのトリオとなった。前節ナポリ戦の誤審騒動でクアドラードが出場停止のフィオレンティーナは、マトス、バルガスを先発で起用した。

チャンスが少ない展開となった前半、フィオレンティーナは27分にセットプレーで均衡を破る。FKのチャンスに、バレロが軽く横に出すと、バルガスが左足でシュート。ボールは壁に入っていたムンタリに当たってコースが変わり、ガブリエウの逆を突いてゴールに転がり込んだ。フィオレンティーナはその後、古巣対決となったアンブロジーニが負傷でベシノとの交代を余儀なくされた。

前半終盤、ミランはバロテッリが2度にわたってペナルティーエリア内で倒れるが、PKのホイッスルは鳴らず。フィオレンティーナの選手たちはシミュレーションを主張するが、イエローカードも出されなかった。バロテッリはパスクアルと交錯して倒れた2回目の場面で脚を痛めたか、ミランはマトリがユニフォーム姿となるが、結局ハーフタイムも交代はなし。バロテッリはプレーを続けた。

前半終了時にサン・シーロの観客からブーイングされたミランだが、後半も思うようにチャンスをつくれず。55分にはピッチ中央で抜け出しかけたバロテッリが、アクイラーニにファウルを受け、ミランの選手たちは2枚目となるイエローカードを要求したが、主審は聞かなかった。

逆に61分、バロテッリが明らかにボールに間に合わない場面でGKネトを後ろから突き飛ばし、イエローカードをもらう。バロテッリは累積警告で次節キエーヴォ戦は出場停止となる。

アッレグリ監督は57分にビルサを下げてニアンを、69分にムンタリに代えてサポナーラを投入。対するフィオレンティーナは68分、早々にジュゼッペ・ロッシを下げ、ホアキンをピッチに送った。ミランが同点弾を目指し、フィオレンティーナが逃げ切りを図る。

この交代は、明暗分かれる結果となった。73分、ホアキンが右サイドでサポナーラを振り切ってクロスを入れると、ガブリエウが弾いたこぼれ球をバレロが押し込み、フィオレンティーナが2-0とリードを広げる。ミランは直後、アバーテの右クロスからサポナーラがチャンスを迎えたが、シュートは枠をとらえず。ミランのガッリアーニCEOはスタンドを後にした。

結局、ミランはゴールを奪えないまま終了のホイッスルを迎えた。ホームでの無得点は今季初。リーグ戦3試合白星なしで早くも5敗目を喫し、さらに順位を落とす危機を迎えたチームに、サン・シーロは大ブーイングを浴びせた。ミランは最悪の形でチャンピオンズリーグのバルセロナ戦に臨むこととなる。対するフィオレンティーナは、勝ち点21で暫定ながら4位に浮上した。

なお、同時間帯に行われたナポリ対カターニアの一戦は、2-1でホームのナポリが勝利している。15分、カジェホンが見事なシュートを突き刺して今季6点目を挙げると、20分にはハムシクの強烈な左足で追加点。ハムシクも今季6ゴールとなった。

25分に1点を返されたナポリは、後半にチャンスをつくりながらも得点を奪えず。だが、残る1点のリードは守り切り、3連勝を飾った。ナポリは同日の試合で勝利したユヴェントスとともに勝ち点を28とし、開幕10連勝で首位に立つローマに食らいついている。カターニアは監督交代後も1分け2敗。5試合白星から遠ざかっている。