長友が先制点をアシストも…インテル、ドローで3連勝ならず

中立地でカリアリと1-1
29日に行われたセリエA第6節、カリアリ対インテルの一戦は、1-1のドローに終わった。DF長友佑都はフル出場し、先制点をアシストしている。

日本代表のザッケローニ監督が中立地トリエステのスタンドから見守る中で行われた一戦、インテルはローテーションでパラシオ、タイデル、ジョナタン、カンパニャーロをベンチスタートとし、長友は右サイドハーフに入った。

その長友はこの日もキックオフから積極的な姿勢を見せる。開始2分、左クロスが流れ、浮き球となったところを、ペナルティーエリア外から右足でシュート。GKアガッツィに阻まれたが、良い入りを見せる。

7分にもグアリンのミドルがアガッツィを襲ったインテルは、11分に再び右サイドからチャンス。長友の縦パスを受けたベルフォディルがクロスを入れると、アガッツィが弾いたボールをグアリンが拾ってシュート。だが、再度アガッツィに防がれ、先制点を奪えない。

水を含んで重く、明らかにやりづらさがうかがえるピッチコンディションにもかかわらず、インテルはその後も長友の右サイドからチャンスを演出。22分には長友の正確なクロスに、ニアに飛び込んだベルフォディルが頭で合わせるが、またもやアガッツィのファインセーブに阻まれる。

31分には、右サイドから中央に切り込みつつ、アルバレスが鋭い左足シュートを放つが、これはDFに当たって惜しくも枠に飛ばず。インテルはチャンスをつくりながらも、アガッツィの好守などで、得点を奪えないまま前半を終えた。

後半開始からアルバレスに代えてイカルディを投入し、2トップとしたインテルだが、集中を切らさないカリアリからなかなかゴールを奪えない。58分にはペレイラがネットを揺らしたが、その前にファウルがあったとしてゴールは認められず。マッツァーリ監督は64分、パラシオも投入する。

攻めるインテルが均衡を破ったのは、75分だった。パラシオのスルーパスに長友が反応。ペナルティーエリアの深い位置から、速いクロスを入れると、中央のイカルディが頭で合わせた。要約の先制点に、インテル陣営は喜びをあらわに。長友は笑顔でイカルディと抱き合った。

だが、ようやく手にしたリードを、インテルは守りきれない。83分、ナインゴランのミドルシュートがDFに当たってコースを変え、GKハンダノビッチも反応できず。同点に追い付かれてしまう。

再びゴールが必要になったインテルは、86分にパラシオがチャンスを手にするが、難しい態勢からのシュートは枠をとらえない。その直後には、逆にカリアリにあわや決定機という場面を許すが、長友のクリアでしのいだ。

マッツァーリ監督は終盤、ラノッキアを下げてミリートを投入し、勝ち越しを狙うが、追加点には至らず。アディショナルタイムにはそのミリートが絡んでチャンスとなるが、カリアリの必死の守備にネットを揺らせず、3連勝を飾ることはできなかった。