フィオレンティーナ攻めきれず、ローマが終盤のゴールで勝ち点3

3位ミランに追い風
4日に行われたセリエA第35節、フィオレンティーナ対ローマの一戦は、1ー0でアウェーのローマが勝利した。

フィオレンティーナはサビッチが出場停止で4バックを採用。勝ち点1差でチャンピオンズリーグ出場権を争うミランにプレッシャーをかけるために、ホームで勝ち点3を狙う。フィオレンティーナと勝ち点6差で5位のローマは、ヨーロッパリーグ出場を確実にするため、こちらも白星が欲しい大事な試合だ。

立ち上がりはローマ。トッティを中心とした攻撃で、先制点を目指す。4分にはゴールほぼ正面からFKのチャンスを得ると、トッティが直接狙った。強烈なシュートが枠内に飛ぶが、コースがやや甘く、GKに正面で止められる。

フィオレンティーナも負けていない。7分にはヨベティッチがミドルシュートを放つが、これはジャストミートせず。力ないシュートはGKにキャッチされた。

ローマは20分、トッティのクロスからフロレンツィが頭で合わせるが、バーの上。27分にはカウンターでトッティからパスを受けたオスバルドが右足でシュートを放つも、GKに止められた。

前半最大のチャンスは38分、フィオレンティーナに訪れた。アクイラーニがペナルティーエリア手前から狙うと、これがコース上にいたヨベティッチへの絶妙なパスとなる。ヨベティッチは難しい体勢から鋭く左足を振り抜いたが、GKに当たってポストに弾かれた。

ローマは前半にGKロボントが鼻から出血するシーンが何度かあり、ハーフタイムで交代。後半からはゴイコエチェアがピッチに立つと、いきなり主役級の働きを見せる。

55分すぎにフィオレンティーナのチャンスが続く時間がやってきた。56分のリャイッチのシュートは枠外に外れたが、59分のリャイッチのシュートは枠の左隅をとらえる。しかし、ゴイコエチェアの好守でゴールならず。その直後には、クアドラードのスルーパスにアクイラーニが飛び出したが、GKとDFを振り切れず、フリーで打たせてもらえない。

71分、フィオレンティーナはヨベティッチとアクイラーニを下げて、トーニとマティアス・フェルナンデスを投入した。対するローマは64分にラメラを下げてピアニッチを入れたほか、75分にマルキーニョを入れて、交代枠を使い切る。

ローマは80分にピリスのクロスからオスバルドにチャンスが訪れたが、右足に落としてのシュートは枠外。こちらもゴールを奪うことができない。

交代の効果が見えてこないフィオレンティーナは、チャンスの数が減った。終盤は左サイドのパスクアルを使ってクロスに期待したが、トーニの高さを生かすような良質のボールは入らず、時間が経過した。90分にはピサーロが強烈なミドルシュートを放ったが、これはポストに嫌われ、フィオレンティーナは運もない。

すると、アディショナルタイムに劣勢だったローマが決める。左からのCKをオスバルドが頭で合わせて、ローマが均衡を破る。土壇場のゴールで、ローマが勝ち点3をつかんだ。

3位ミランは5日にトリノとのホームゲーム。勝ち点3が加われば、フィオレンティーナの3位浮上は厳しくなりそうだ。ローマはフィオレンティーナとの勝ち点差を3として、今節の5位キープを確実にしている。