バロテッリ&カバーニが2発ずつ ミランとナポリの差変わらず

それぞれのエースが活躍して白星 フィオレンティーナも競り勝つ
17日に行われたセリエA第29節、ミラン対パレルモの一戦は、2-0でホームのミランが勝利を収めた。

チャンピオンズリーグでバルセロナに敗れたショックを振り払い、2位浮上を目指す3位ミランは、立ち上がりに均衡を破る。8分、先発に復帰したバロテッリがCKの場面でアロニカに倒されてPKを獲得すると、これを自ら沈めて先制した

幸先良いスタートを切ったミランは、24分にもムンタリのパスからエル・シャーラウィがDFをかわして決定機に持ち込む。だが、このシュートはカバーに入ったアロニカにブロックされた。38分にはモルガネッラにワンツーからチャンスをつくられるが、守護神アッビアーティのセーブでしのぎ、リードを手にしたまま前半を終える。

今季4度目の監督交代でサンニーノ監督が復任し、最下位脱出を目指すパレルモは、後半に入ってプレスを強めて主導権を握っていく。51分、55分と、イリチッチの突破からチャンスをつくるが、最後のシュートをアッビアーティに阻まれ、得点を奪えない。

流れを変えたいアッレグリ監督は58分、エル・シャーラウィを下げてニアンを投入。すると、66分にこれが奏功する。左サイドを突破したニアンがクロスを入れると、ボールはアロニカに当たってパレルモゴールへ。ソッレンティーノが食い止めたが、こぼれ球をバロテッリが豪快に押し込んだ。

これで余裕を手にしたミランは、諦めないパレルモの攻撃に苦しめられつつも、クリーンシートで逃げ切り。6試合出場7得点のバロテッリの活躍などで、リーグ戦3連勝を飾った。

一方、2位ナポリはホームでアタランタに3-2と勝利した。ナポリは3分、スニガが倒されてPKを獲得。1月27日以来無得点だったカバーニがこれを沈め、先制する。だが31分、ボナヴェントゥーラのシュートの当たり損ねが、カンナヴァーロに当たってオウンゴールとなり、追い付かれた。

後半に入って65分、ナポリはロングボールにパンデフが競ると、こぼれ球を拾ったカバーニが巧みにDFをかわし、シュートを流し込む。だが、リードを奪い返した8分後、デニスのゴールでまたも試合を振り出しに戻された。

だが、2位の座を守りたいナポリは36分、左サイドを突破したスニガのクロスに、パンデフが合わせて3点目を奪取。このリードは最後まで守り切り、6試合ぶりに白星を取り戻した。この結果、ナポリが勝ち点56、ミランが同54と、両者の差は2で変わらなかった。

そのほか、フィオレンティーナはジェノアをホームで3-2と沈めている。アクイラーニ、クアドラードと2度にわたって先行しながら追い付かれたフィオレンティーナだが、77分にオウンゴールで再び勝ち越し。これを守り切り、勝ち点を51として、4位の座をキープしている。

残留争いでは、パレルモと勝ち点で並ぶペスカーラが、ホームでキエーヴォに0-2と敗戦。シエナ対カリアリはスコアレスドローに終わった。この結果、18位シエナは残留ラインの17位ジェノアとの勝ち点差を2とし、パレルモとシエナは最下位タイのままとなっている。