インテル、守備崩壊でフィオレンティーナに4失点完敗 長友はフル出場

ダービーを前に最悪の黒星
17日に行われたセリエA第25節、フィオレンティーナ対インテルの一戦は、4-1でホームのフィオレンティーナが勝利を収めた。インテルDF長友佑都は先発フル出場している。

公式戦2連勝もミリートを負傷で失ったインテルは、トップ下にグアリンを入れ、カッサーノとパラシオの2トップでスタート。中盤ではコバチッチが公式戦2試合連続先発を果たし、長友は4バックの左サイドに入った。

試合は立ち上がりからフィオレンティーナが支配。流れるようなパスワークでゲームを組み立て、インテルを圧倒する。まずは3分、ピサーロのフィードからヨベティッチがチャンスをつかみ、ハンダノビッチを襲うシュートを放つと、13分に均衡を破る。左クロスをヨベティッチが頭ですらすと、ファーにいたリャイッチが頭で押し込んで先制した。

その後も追加点のピンチを迎えていたインテルは、28分にカッサーノのフィードにグアリンが競り、こぼれ球をクズマノビッチがダイレクトでシュート。だが、これは枠をとらえない。この場面以外に良いところがなかったインテルは、33分にペナルティーアークからヨベティッチに見事な右足シュートを叩き込まれ、リードを広げられた。

フィオレンティーナはその後も押せ押せモード。37分にバレロのボレー、その直後にアクイラーニのミドル、41分にもバレロのミドルと、立て続けに3点目に迫る。

苦しい展開で前半を終えたインテルは、後半開始からコバチッチに代えてアルバレスを投入。4-3-3にして反撃を試みるが、流れを変えることはできない。50分には長友を振り切ったクアドラードのシュートに肝を冷やされた。

すると55分、フィオレンティーナが勝負を決める。裏を突いたクアドラードへのスルーパスは長友にカットされたものの、このこぼれをアクイラーニが軽やかなヒールキックでペナルティーエリア内のヨベティッチへ。フリーとなっていたヨベティッチは、難なくシュートを決めて自身2点目とした。

3点差となり、インテルはグアリンを下げてペレイラを入れ、長友を1列前に上げる。62分には、その長友がカッサーノからのパスをシュートにつなげるが、難しい位置からのシュートは枠をとらえなかった。

フィオレンティーナは65分にもリャイッチがダメ押しの4点目を奪取。終盤、カッサーノに見事なシュートを決められ、クリーンシートこそならなかったが、高い評価を受けた前半戦のような華麗なプレーで、インテルに圧勝した。

インテルはミランに抜かれ、5位に転落。次節のミラノダービーを前に最悪の結果となってしまった。