ラツィオ、守備の要の2選手が出場停止で今季終了

偽ホイッスルに対する抗議の代償は大きなものに
チャンピオンズリーグ(CL)出場を目指すラツィオに、新たな痛手だ。30日、GKフェデリコ・マルケッティに4試合、DFアンドレ・ディアスに3試合の出場停止が科されることになった。セリエAは残り3試合となっており、両選手の今シーズンは一足先に終了となる。

29日のセリエA第35節、ウディネーゼ対ラツィオの一戦で、マルケッティとA・ディアスは判定をめぐって審判団に猛抗議。ベルゴンツィ主審を突き飛ばした際に処分が科されなかったマルケッティだが、30日になって4試合の出場停止が発表された。試合中に退場となったA・ディアスも、「第4審判に攻撃的かつ脅迫的な態度」で迫ったとして、3試合の出場停止が科されている。

両選手が抗議したのは、ウディネーゼの2点目の場面だ。1点ビハインドで迎えたロスタイム、同点を目指すラツィオはセットプレーのチャンスにマルケッティも参加したが、ウディネーゼ守備陣にクリアされ、カウンターのピンチを迎える。

ボールを追っていたラツィオMFアルバロ・ゴンサレスは、ホイッスルが3回吹かれたのを耳にして動きをストップ。自陣に向かっていたマルケッティも動きを止めた。だが、このホイッスルはスタンドからのもので、ベルゴンツィ主審は「笛を吹いていない」とジェスチャーでアピール。プレーを止めなかったウディネーゼに、ガラ空きとなったゴールにボールを流し込まれた。

CL出場を争う直接のライバルに敗れたラツィオは、ウディネーゼのほかにナポリ、インテルにも勝ち点で並ばれ、単独3位の座を失っている。ラツィオは今後、シエナ、アタランタと対戦し、最終節でホームにインテルを迎える。