モロジーニの恋人が身元確認 「彼は微笑んでいるようだった」

母親も「息子のようなものだった」
14日、セリエBの試合中、リヴォルノMFピエルマリオ・モロジーニ選手が倒れ、そのまま帰らぬ人となった。身元確認に立ち会った恋人のアンナさんは、モロジーニ選手の顔は微笑んでいるかのようだったと明かしている。

10代で両親を亡くしたモロジーニ選手は、兄弟も失っており、姉も体が不自由という家庭環境にあった。バレーボール選手でもあるアンナさんは、身元確認後に涙ながらにこう話した。

「彼はまるで微笑んでいるかのようでした。とても美しかった。ピエルマリオは雨の中でプレーするのが好きでした。ボールの扱い方を変える必要があるんだ、って。昨日は雨が降っていました。彼はきっと幸せだったと思います」

「サッカーボールは彼の人生に意味を与えていました。今日は太陽と暖かい風が、私と彼の友人、親族の顔をなでてくれています。そばにいてくれるみなさんに感謝します」

アンナさんの母親はイタリア『ANSA通信』で、次のように話している。

「私たちにとって、ピエルマリオは息子のようなものでした。娘と5年間おつきあいをしていましたからね。彼はすぐに人の心に入っていける、みんながすぐに好きになれる人でした。悲劇が起きたとき、娘はテレビの前にいました。すぐに理解して、私たちはベルガモを発ちました。その途中に、彼が亡くなったと知ったのです」

14日の悲劇では、警察車両が救急車の搬入口をふさぎ、搬入が数分間遅れたことが騒がれている。医者の見解では、残念ながら結果は変わらなかったとも言われているが、緊急事態での問題に怒りの声を上げているファンは少なくない。

ペスカーラ市や検察は内部調査を進めており、ペスカーラ警察のカルロ・マジッティ氏は15日、搬入口に車両を停めていた人物が打ちひしがれていると語った。

「彼はとても心配している。とても心を痛めており、ショックを受けている。優秀な男なんだ。自分の不注意が今回のことを引き起こしてしまったのではないかと恐れ、とても心を痛めている」

なお、モロジーニ選手の検死は16日に行われる予定だ。