オランダ代表は、29日に行われる国際親善試合でイングランド代表と対戦する。MFヴェスレイ・スナイデルは、同試合を移籍のチャンスをつかむアピールの場になるとの考えを示し、移籍の可能性をほのめかしている。
インテルに所属するMFは、今季セリエA13試合に出場して1得点を挙げている。不振に喘ぐチームの中で、自身も満足行くパフォーマンスを示せていない。同選手は、イタリア『コリエッレ・デッロ・スポルト』に移籍を示唆する発言をしている。
「イングランドとの親善試合は、自分のパフォーマンスを披露する絶好の場だと思う」
「これは、インテルを離れることを意味しているのではない。だが、おそらく明日の試合では欧州の複数クラブがスカウティングに訪れるはずだ」
また、スナイデルはセリエA第25節、0-1と敗戦したナポリ戦でハーフタイムに交代となったことに不満を示しているが、クラウディオ・ラニエリ監督にも敬意を表している。
「交代させられたことに、納得は行っていない。しかし、僕はそれを受け入れるよ」
「チームは、最悪の状況から抜け出すためのベストな方法を模索している。そして、監督はそのために非常によく働いている。うまく抜け出せるよう願っている」
スナイデルは、2009夏にレアル・マドリーからインテルに移籍した。インテル加入後、2009-2010シーズンには同クラブの3冠に主力として大きく貢献した。