インテルのマッシモ・モラッティ会長は、クラウディオ・ラニエリ監督の立場を考えていると明らかにしたが、同監督が今後も指揮を執る可能性もあると認めている。
公式戦5連敗を喫し、解任へのプレッシャーが強まるラニエリ監督だが、モラッティ会長は急いで決断を下すことはないと主張した。
イタリア『レプッブリカ』にモラッティ会長は、「考えている。(何ができるのか)見ているよ」と語った。
「彼からまだ聞いていないから、ラニエリを呼んでいる。それから何ができるのか見てみよう」
「ラニエリとこの状況から抜け出すことは可能か? そう思うね。ただまずは彼と選手の気持ちを聞きたいと思っている」
ラニエリ監督は26日に行われた敵地でのナポリ戦を0-1の敗戦で終えた後、「辞任するつもりはない」と強調していた。インテルは次節、セリエA第26節でカターニアをホームに迎える。この一戦で復調のきっかけをつかめるだろうか…?