カッサーノは先天性心臓疾患 手術で復帰は半年後?

卵円孔が原因の虚血性脳卒中
ミランは2日、クラブの公式ウェブサイト上で、FWアントニオ・カッサーノに先天性の心臓疾患が見つかり、近いうちに手術を受けることになったと発表した。アドリアーノ・ガッリアーニ副会長は同日、復帰時期を述べるには早すぎるとしながらも、4~6カ月で戻ってくる見込みだと話している。

カッサーノは10月29日のローマ戦終了後、ミラノに戻った際に体調不良を訴えて緊急入院。視力低下や会話が困難になるなどの症状が見られ、イタリア『ANSA通信』は先日、虚血性脳卒中だったと報じた。ミランは声明の中で「事実と確認できない情報」だとしていたが、2日の公式発表で卵円孔を原因とする脳卒中だったと認めている。

ミランによれば、カッサーノが脳卒中に見舞われた原因は、左右の心房を隔てる隔壁に卵円孔が開いていることだという。クラブは、カッサーノが近日中に穴を埋める手術を受けると発表した。また復帰については、手術後の経過を見てから判断した方が良いとしながらも、「数カ月後になるだろう」と明かしている。

なおミランは、迅速な処置を施したため、カッサーノの健康状態は良好だとも強調している。また、イタリア『スカイ』のインタビューに応じたガッリアーニ副会長は、同選手の復帰について次のように話した。

「本人は絶対に復帰したいと望んでいる。30日の時点で私はかなり心配していたんだが、今は不幸中の幸いだったと彼に伝えたよ。引退の危機はないし、4、5、6カ月はかかるだろうがね。もちろん、それは許可が下りてからのこととなる」