ラニエリが辞意を表明、後任はモンテッラか

ジェノアにまさかの逆転負けで指揮官が退任
ローマは20日、セリエA第26節でジェノアと対戦し、敵地で3-4と敗北を喫した。後半序盤までに3点を先行したローマだが、その後に4失点。まさかの大逆転負けで、クラブは試合後にかん口令を敷くことを決定したが、同日夜にクラウディオ・ラニエリ監督が辞任を発表した。

ラニエリ監督はイタリア『ANSA』通信に対し、次のようにローマとサポーターへ感謝の言葉をつづっている。

「すべてのサポーター、そしてロゼッラ・センシ会長に感謝する。困難がありながらも、我々は去年と今年、ともに素晴らしい仕事をしてきた。私はピッチの人間であり、そうであり続ける。今日のような試合の後では、このクラブカラーのためにも、シグナルを送るのが正しいことだと思う。この私の決断がチームを鼓舞する役に立つことを願っているよ。スポーツやサッカーは私にとって、そしてそこに情熱を注いで仕事をする者にとって、価値のあるものであり、人生だ」

「私は常にローマのためを思ってきた。今日のような試合の後では、シグナルを送るのが正しいと思う。終了のホイッスルが鳴って、チームに感謝するためにドレッシングルームへと向かった。今日の我々は、このユニフォームと街のために、勝利への意欲をもって試合に臨んだ。私の時間のすべてはローマのためにあり、敗北に私にとって何倍も辛いものだと常に言ってきたはずだが、選手たちが最後まで戦いながら負けるのを見るのは、本当に私の心を揺さぶったんだ」

イタリアのメディアによると、サポーターはローマへ戻ってきたチームのバスに対し、卵を投げるなどして抗議。「守銭奴!」などと怒号が飛び交い、一方で下部組織のチームバスが到着すると、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督にエールが送られた。

後任については、そのモンテッラ監督の就任が有力と言われている。いずれにしても、センシ会長は決定を月曜に先送りにしたようで、「ラニエリ監督の発言は認めます。今夜は何もしませんが、明日の朝に会議を開き、幹部やすべての選手が参加する予定です」と話している。