長友デビュー戦、一問一答

「コンビネーションはこれから」
6日に行われたセリエA第24節で、日本代表DF長友佑都がインテルデビューを果たした。ローマをホームに迎えたこの一戦で、チームは5-3の勝利を飾っている。本拠地サン・シーロで75分からピッチに立った長友は試合後、ミックスゾーンで次のように質問に応じた。

-出場する前にレオナルド監督から何か言われていましたが。
「まずディフェンスをやって、それからどんどんお前の特徴である攻撃に出て行ってくれと言われました」

-(エステバン・)カンビアッソにも何か言われていましたよね。
「(攻め上がって受けたパスは)1本目に僕がオフサイドになったタイミングがあったんですが、そこでタイミングとかを話し合って。次からは問題なく、このタイミングで出れば大丈夫というのが分かりました」

-どんどん前に上がっていましたが、初めからそうしようと思っていたのですか?
「もちろん、出ていけるタイミングだったらそうしようと」

-試合の後に、チームメートからは何か言われましたか?
「『complimenti(おめでとう)』とみんなに言われました。『grazie(ありがとう)』とか大きな声で(返しました)」

-レオナルド監督から何か言われました?
「『complimenti』で、『bravo(良かったぞ)』って言われました」

-初めてサン・シーロでプレーしたわけですが、行ったことがないとおっしゃっていたサン・シーロでやってみていかがでしたか?
「興奮しましたね。前半から早く出たいって気持ちでいたので、監督にその思いが届くよう、ずっと念じていました(笑)」

-6万人の観衆でしたが、まったくあがったりせず、落ち着いてプレーできましたか?
「いや、もう全然。いろんな経験させてもらっているので。ワールドカップもそうだし、代表もそうだし、そういう意味では、あがらないですね。しっかり良い緊張感で、うまく入れたかなと」

-練習中、チームメートとの息は合ってきていますか?
「まだ2回しか練習していないので…。スタメン組とは1回とか2回とかなんで、まだまだこれからもっと良くなると思うし。でも、本当にみんな良い人で、コミュニケーションはすごく取れているので。みんな良くしてくれているし、すごくいじられているんで。そういう部分では問題ないな、と」

-チェゼーナという小さなクラブからこれだけのビッグクラブに移って、どういうところが一番違いが目立ちました?
「チェゼーナにはチェゼーナの良さもあるし、僕は大好きなんですけど、ただやっぱりサン・シーロってのは特別だな、違うなって思いました。(ピッチに)入るときに、本当に心が震えました」

-憧れのマイコンとプレーできたのはすごいですよね。
「そうですね。でも、憧れとは言っていられないので。一緒に切磋琢磨してやれるくらいじゃないと、世界一のサイドバックになれないので、もう憧れとは言いたくないですね」

-スクデットを獲らなければとおっしゃっていました。今日勝ったことで、また一つ近づくわけですが。
「もちろん、本当に獲りにいきたいと思っているので。世界一になるためにこのクラブを選んだので、イタリアでも優勝しないと」

-再来週は夢のチャンピオンズリーグですね。
「そうですね。でも一日一日、日々の練習からアピールしていきます。特徴もある程度は分かってくれていると思うので、しっかり自分をアピールして、どんどん貪欲にいきたいなと思います」

-よく眠れていますか? コンディションは?
「正直、アジアカップが終わって寝られない日々もありました。移籍のこともそうだし、結構バタバタして、少し疲れていたなっていうのはあります。でも、ここへきてだいぶ落ち着いてきて、コンディションも上がってきています」

-カンビアッソが点を取ったときに、さっそく(抱きつきに)行っていましたね。
「カンビアッソとはずっと話していたし、彼が点を取ってくれてうれしかったし、次は僕が取れるくらいじゃないとダメだなと思います」

-一度良い突破がありましたが、正直「いける」と思ったのでは?
「そうですね。決めてくれって思ってパスを出したんですけどね。まあ、ああいうのを続けていくと、絶対点を取ってくれるんで。取れる面子が前にいるので。僕はそういうところでしっかりやっていきたいなと」

-逆に守備ラインの中で、左右を見たりと、少し不安というか、まだ微調整が必要かなとも思えますが。
「まだまだ良くなると思うし、練習も2回や3回で試合に出て…みんなの特徴も徐々に分かってきたし、どんどん良くなってくると思います」

-お辞儀については?
「日本人の礼儀の部分で(笑)。(ハビエル・)サネッティが結構やってくるんですよ。日本人のイメージは『礼儀正しい』ってのがあるみたいで。それでサポーターにも僕がやりました(笑)」

-笑いが起きていました。
「ウケ狙いでやったんですよ(笑)」

-次はミラノで家探しですか?
「これからチェゼーナに帰って、(引っ越しなど)準備しなきゃいけないので…まあ、良い準備をしていきます」