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アドリアーノ母:「彼は自殺も考えていた」

今夏からローマでプレーするFWアドリアーノが、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで、同選手がかつて自殺を考えていたと告白した。「彼はやってくれるわ。アドリアーノとローマはこれから上がってきて、みんな驚かせるはずよ」というドナ・ロシルダさんは、次のように明かしている。

「彼がうつになった原因は、やはり父親の死にあります。彼がこれを乗り越えることはなかった。たくさんの成功を収めていたことで、多くの人が彼を悪く言い、実際に何が起きているかを知らないまま、常に批判していたのよ。彼がイタリアにいたある日、連絡をしてきて、もう無理だと言ってきたんです。サッカーを続けられないと」

「彼は自殺も考えていたと告白してきました。それで私は、ハートで動きなさいと言ったの。幸せほど大事なものはないのよ、ってね。そのためにサッカーを諦めなければいけないとしても、それはまったく問題じゃないのよって伝えたわ」

だが、アドリアーノはその後もサッカーを続け、現在はローマに所属している。ロシルダさんは古巣インテルのおかげでもあると、ローマとともに感謝の言葉を送った。

「私たちはクラブとモラッティ会長にずっと感謝していくわ。彼はいつも息子のようにアドリアーノを扱ってくれたし、アドリアーノもインテルとの終わり方を後悔していたわ。でも、神様のおかげでローマがチャンスを与えてくれた。失敗しないはずよ。今の彼には困難に向かい、乗り越える力がある。かつてと違い、変わるためにがんばっているわ」

インタビューが報じられた30日、アドリアーノの代理人であるジウマール・リナウディ氏は、ブラジル『ランス』に対し、このインタビューが最近のものではないと強調している。

「あれはドゥンガ監督が南アフリカ・ワールドカップへ招集する各選手の両親に対してブラジルのテレビが行ったインタビューなんだ。だが、アドリアーノは招集から外れたため、インタビューが表に出なかったんだよ。今のアドリアーノはローマでとてもうまくやっている。フィジカルの調子も取り戻し、ローマの人たちの愛情を感じている」