ムンタリが2分で退場、インテルがまさかの黒星

2位ミランに大きな希望の光
12日に行われたセリエA第28節、カターニア対インテルの試合は、3-1でホームのカターニアが勝利を収めた。

前半、主導権を握ったのはホームのカターニア。マスカーラ、マキシ・ロペス、マルティネスの3トップが機能すると、2度にわたりリッキューティがエリア内でチャンスを迎える。だが、GKジュリオ・セーザルやルシオの好守備に阻まれた。

スコアレスで迎えた後半、インテルはクアレスマを投入して4-3-3から4-2-3-1へシフトする。これで攻撃の勢いを強めると、54分にカウンターからフリーで飛び出したエトーが、中央でフリーとなったミリートへアシスト。ミリートが難なくこれに合わせ、インテルが先制に成功する。

直後にもチャンスをつくったインテルは、徐々に試合を支配。だが、諦めないカターニアは74分、M・ロペスがルシオに先んじてクロスに反応し、貴重な同点ゴールを挙げる。すると、勝利が欲しいインテルは、スタンコビッチに代えてパンデフを投入。前線の人数を増やしてリスクを冒す。

79分、インテルはカンビアッソを下げてムンタリを投入。だが、この采配がインテルを奈落の底へ突き落す。出場直後にファウルでイエローカードをもらったムンタリは81分、カターニアのフリーキックの場面でハンド。2枚目のカードで退場となった上に、カターニアにPKを献上してしまう。

カターニアはマスカーラが冷静なチップキックでPKを沈め、逆転に成功。これで後がなくなったインテルは、数的不利ながら何とか最後まで攻めようとするが、カターニアは90分、前がかりになったインテルをあざわらうかのように、マルティネスがルシオを振り切って3点目を奪った。

チャンピオンズリーグのチェルシー戦を前に、まさかの敗北を喫したインテルは、2位ミランに1ポイント差へ迫られる可能性がある。一方のカターニアは勝ち点を31に伸ばし、降格圏に暫定8ポイント差をつけている。なお、カターニアFW森本貴幸はベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。