ムトゥ、別日の検査でも陽性反応

ラツィオは再戦を求める
フィオレンティーナに所属するルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥは28日、イタリア・オリンピック委員会(CONI)からドーピング検査で陽性反応が出ていたことが伝えられ、長期出場停止の危機に瀕している。チェルシー時代にコカイン使用で7カ月の出場停止処分を受けていた同選手は、簡単に復帰できないだろう。

その翌日、ムトゥの長期出場停止を決定付けるような新たな情報が入った。CONIは公式HPを通じて、同選手のドーピング検査で異常が見つかったのが、1月10日のバーリ戦だけではなかったことを明かしている。この日の発表によると、1月20日に行われたコッパ・イタリア準々決勝のフィオレンティーナ対ラツィオでも、ムトゥからシブトラミンの陽性反応が出たとのことだ。

ムトゥはこの一戦で2ゴールの活躍を披露し、3-2でフィオレンティーナが勝利を収めている。ただ、主役になったムトゥにトラブルが発覚したことで、ラツィオ側は試合結果に異を唱えている。

イタリア『ANSA通信』によると、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は、フィオレンティーナとの再戦を希望しているようだ。同会長は、「どうなるか見てみよう。試合は無効になるべきだ。正確なレギュレーションがどうなっているのか、これから確認するよ」と語り、敗退したコッパ・イタリアをもう一度戦うつもりであることを明かした。