熱狂のアテネダービー、観客トラブルで中止に 選手に爆竹直撃、警官隊と衝突…

21日に開催が予定されていたギリシャリーグ第11節、パナシナイコス対オリンピアコスのアテネダービーは、観客トラブルのため中止となった。各国メディアが伝えている。

非常に熱狂的な雰囲気となることで知られるダービーマッチだが、行きすぎた熱意が間違った方向へと向けられてしまった。試合開始前のウォームアップ中には、観客席から投げ入れられた爆竹がオリンピアコスFWアルフレッド・フィンボガソンを直撃。主審はキックオフ30分前に中止の決定を下した。

中止決定後には一部観客がピッチ内に雪崩れ込み、警官隊と衝突。催涙ガスなども用いて鎮圧され、この騒動で50人以上が逮捕されたと報じられている。壊された椅子などが投げられ、負傷者も出たようだ。

ギリシャリーグではアウェーサポーターの入場は禁じられており、スタジアム内はパナシナイコスサポーターで占められていた。一部では小さな火の手も上がり、満員のスタジアムは非常に物々しい雰囲気に包まれることになった。

パナシナイコスは元インテル、ウディネーゼのアンドレア・ストラマッチョーニ監督が新たな指揮官に就任し、このダービーマッチが初采配となる予定だったが、ギリシャでのデビュー戦は先送りとなった。

オリンピアコスは前節終了時点で開幕10連勝を収め、2位のパナシナイコスに8ポイントの差をつけていた。中止となった試合は3-0でオリンピアコス勝利となる見通しで、パナシナイコスにはさらなる処分が下される可能性もあるかもしれない。