アンチェロッティ、イタリア勢への信頼強調

アーセナル、チェルシー、マルセイユには劣らず
かつてミランでチャンピオンズリーグ(CL)を2度制覇したカルロ・アンチェロッティ氏が、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで、今季のCL決勝トーナメント1回戦に臨むイタリア勢への信頼を強調している。

16日に行われた抽選の結果、ミランはアーセナル、インテルはマルセイユ、ナポリはチェルシーと対戦することが決まった。アンチェロッティ氏は「私は現実的になっている。アーセナル、チェルシー、マルセイユが我々のチーム(イタリア勢)の上だと思うかい? 私はイタリア人として自信を感じている」と語った。

チェルシーと対戦するナポリについて、アンチェロッティ氏は経験の差こそ認めながらも、グループリーグでマンチェスター・シティを下したナポリの強さを強調している。

「ナポリはすでにプレミアリーグを支配しているシティを倒した。繰り返せない理由がないだろう。(経験が)チェルシーにとって唯一のアドバンテージだが、ナポリは熱意とガッツでそれを埋められる」

「チェルシーは(マレク・)ハムシク、(エセキエル・)ラベッシ、(クリスティアン・)マッジョらのスピードに気をつけるべきだ。ナポリのカウンターは脅威だよ。すべては2月のコンディション次第だ。経験から、ベスト16ではフィジカルコンディションが決め手になると言える」

古巣ミランについては、有利だと見ているアンチェロッティ氏だが、かつてアーセナルに敗れた記憶を忘れていないようだ。

「私は根っからのミラニスタだ。だからミランを応援するし、理性的にはなれないね。とにかく、ミランはアーセナルを上回っていると思う。ミランの方が有利だ。ただ私は、2008年にアーセナルによって敗退させられたことを忘れていない」

「アーセナルのことはよく見ているが、今の彼らはかなり良いプレーをしていると保証できる。アーセナルは常にプレーをしようとするチームだ。クラブの哲学なんだよ。ミランがベスト8へ進むには、個人のテクニックを最大限に生かさなければならない。(ズラタン・)イブラヒモビッチや(ケヴィン=プリンス・)ボアテングといった選手たちのフィジカルの力もね」

一方で、クラウディオ・ラニエリ監督のインテルは、ディディエ・デシャン監督率いるマルセイユを倒せると見ている。

「(ラニエリ監督は)かなりの我慢をして、シーズンを取り戻そうとしている。私は長期的にそれができると思っているよ。インテルにはけた外れの選手たちがいる。そしてCLでは、クオリティーが違いとなるんだ」

なお、アンチェロッティ氏はバルセロナ、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンについて、それぞれレヴァークーゼン、CSKAモスクワ、バーゼルに対して「圧倒的有利」と予想した。