イタリアの目:モウリーニョは、いかに本田を迎え撃つか?

Goal.comイタリア版エディターに聞く
日本代表MF本田圭佑を擁するCSKAモスクワは31日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でイタリアの強豪インテルと対戦する。多くの優れた選手に加え、インテルには優れた指揮官が存在する。CSKAと本田を、ジョゼ・モウリーニョ監督のチームはいかにホームで迎え撃つのか。6年にわたりインテルを取材しているGoal.comイタリア版のセルジョ・スタンコに考えを聞いた。

選手個々の力も高いが、モウリーニョ監督はそれらをうまく組み合わせることによって、さらに強さを増し、または相手の良さを消す。では今回、名将は戦術的にどのようにCSKAに対するだろうか。

「おそらくCL決勝トーナメント1回戦のチェルシー戦と同じように臨むだろう。つまり、フォーメーションは4-2-1-3。キヴをレフトバックに置いて、サネッティは中盤でカンビアッソとスナイデルとともにプレーする。3トップはパンデフ、エトー、ミリートだ」

CSKAが決勝トーナメントに入って劇的に変わったことと言えば、本田の加入だ。すでにゴールも決めている新MFを見るために、モウリーニョ監督はモスクワまで足を運んでいる。では、どのように対処するだろうか。

「本田を抑えるために、モウリーニョが特別な手を打つとは思わない。しかし、モウリーニョが彼のことを気に入っているのは確実だ。実際、モスクワまで本田のプレーを見るために視察に行っているわけだし、おそらく選手たちには何かを話すはずだ。ただ、何か戦術的に特別なことではないと思う」

では、モウリーニョ監督は実際にどのように本田のことを評価しているのだろうか。

「モウリーニョは会見で、本田について語っている。チームのためにとてもよく働く、まずチームのことを考える、などと日本人選手全般の特徴を挙げた上で、『高いクオリティーと技術を備えている。CSKAにとって、とても重要な選手だ』と話していた」

それでは、試合の結果はどのようなものになると予想するのだろうか。

「インテルがCSKAのことを侮るのではないかと、恐れている。インテルはセリエAでは、30分から45分が過ぎたころから、ようやくプレーをスタートさせる。だが今回はいつもどおりではなく、試合開始時からスロットル全開で戦うことを望む。さもなければ、多くの問題を抱えかねない。インテルが勝つとは思うのだが、良いゲームにはできないだろう。スコアは1-0といったところだろう。2-1ではあまり良くないが、ひとまずはOKな範囲内だろう」

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