モウリーニョ:「ハートはインテルのために」

古巣との決戦を前にプロであることを強調
インテルのジョゼ・モウリーニョ監督が『uefa.com』の中で、古巣チェルシーとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグについて語った。慣れ親しんだスタンフォード・ブリッジに戻ることについて、同監督は次のように述べている。

「歩かなくて済むのは良かったよ。ドレッシングルームからベンチはまでは5メートルほどだ。スタジアムを横切る必要も、感傷に浸ることも、観客の反応を感じることもない。ただベンチに座り、自分の試合をするんだ」

「勝者のメンタリティーだけでは足りない。組み合わせ抽選の運や、ポストに当たったボールがゴールになるかどうかということもある。出場停止の選手が大事な試合を欠場したり、ケガで2、3人の選手がいなかったり、判定ミスが有利に働いたり不利になったり…。もちろん、優勝できるのは最高のチームだけだが、それができるチームは8つ、9つあると思う。予測をするのは難しい」

「ピッチで戦うのは選手たちで、私は外にいる。選手たちの方が私よりもずっと重要なんだ。ピッチの上で試合に勝つものであって、ベンチで勝つわけじゃないからね。だが、私もその場におり、私のハートはインテルのためだけに脈打つだろう。これがプロという意味だ」

また、モウリーニョ監督は終了直前の2得点で大逆転勝利を収めたシエナ戦について、次のように振り返っている。

「シエナ戦が我々の良さを表している。我々は負けていて、91分に3-3と追いついた。普通のチームなら、『OK、オレたちはやった。1ポイントを得て負けなかったぞ』と言うだろう。だが、私は選手たちに『まだ3分あるぞ、プレーしろ!』と叫んだんだ。勝つ可能性も負ける可能性もあった。そして、我々は勝ったんだ」

「(前線に上がっていたDFワルテル・)サムエルは『後ろに戻りますか?』と言ってきた。だから『いや、あと3分も前にいて、どうなるか見てみるぞ』と答えたんだ。私が決断したことだよ。だが、監督がそうやってアグレッシブになり、勝者のメンタリティーを持つことができるのは、選手たちが良い答えを見せてくれると分かっているときだけなんだ」