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今季アーセナルのベストプレーヤーは?

アーセナルにとっては悲喜入り交じるシーズンだった。プレミアリーグでは順調なスタートを切り、第5節で首位に立つと、そのまま快走。10年ぶりのリーグ制覇も決して夢ではないかと思われた。

だが直接のライバルとなったマンチェスター・シティやリヴァプールに大敗を喫して首位の座から引きずり降ろされると、徐々に失速。最終的には「例年通り」の4位でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保するシーズンとなった。

CLではバイエルン・ミュンヘンに雪辱ならず敗退。しかし最後に残されたタイトルとなったFAカップでは、17日の決勝で延長戦の末にハル・シティを撃破し、ついに9年ぶりのタイトルを獲得することに成功した。

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アーロン・ラムジー


10代の早い頃から期待されながらも、トッププレーヤーの域には達しきれていなかったラムジーだが、着実に前進を続けた成果がついに開花することになった。

ボクシング・デーのウェスト・ハム戦で負傷するまでにラムジーは中盤から8ゴールを記録し、アーセナルはプレミアリーグ首位を走っていた。4月に復帰を果たした時点では、チームの目標は優勝から4位確保へと下方修正されていた。今季のチームにもたらした彼の影響力の強さがよく表れていると言える。

負傷に泣くシーズンになったとはいえ、高い得点力やリーダーシップを発揮したラムジーは前半戦のプレミアリーグのベストプレーヤーの一人だった。

アシスト数がメスト・エジルに次ぐ2位であり、平均タックル数でもチームトップだというデータは、彼のオールラウンドな貢献ぶりを示している。最後はチームに9年ぶりのタイトルをもたらすFAカップファイナルでの決勝点でシーズンを締めくくった。

ペア・メルテザッカー


イングランドでプレーを開始した当初は批判の対象となったが、過去18カ月間の活躍でペア・メルテザッカーはその批判を称賛へと変えてしまった。

ローラン・コシールニーとコンビを組み、シーズンを通してアーセナルのディフェンスを統率。完封した試合数ではチェルシーに次ぐ2番目の数字を記録した。リヴァプールに1-5で粉砕されるまで、2人がCBコンビを組んだ試合では32試合にわたって無敗が続いていた。

キャプテンを務めているのは今季控えに回ったトーマス・ヴェルメーレンであり、彼に代わってピッチ上でアームバンドを巻くのはミケル・アルテタだが、今季のピッチ上での真のリーダーはメルテザッカーだったと言われる。

メスト・エジル


夏の移籍市場が閉じる寸前に、クラブ史上最高額の移籍金でレアル・マドリーから加入。すぐに強烈なインパクトを見せつけた。

シーズン中盤以降にはペースダウンしたとして批判の対象にもなったが、加入当初の活躍でハードルが上がり過ぎていた面もあるかもしれない。デビューシーズンであり、リーグ戦が開幕してからの加入だったことを考えれば、さらなる真価が発揮されるのは来シーズン以降だろう。

リーガでのアシスト量産と比較すれば物足りない部分があったかもしれないが、それでもチーム最多のアシスト数を記録。シーズンを通して88%という高いパス成功率も特筆に値するものだ。

プレーの面を抜きにしても、巨額の移籍金でエジルというビッグネームを獲得したことが、クラブとイングランドサッカー界の士気を大いに高めた側面も無視できない。彼をチームに加えることで、本気でタイトルを狙いに行く意志を明確にしたアーセナルは、結果的に9年間の無冠に終止符を打つことになった。