アジア人選手ベストイレブン:2012年8月、日本から3人

プレミアリーグデビューの香川とJリーグで活躍の2人を選出

Goal.comの月間アジア人選手ベストイレブン、8月は4-3-3で選出した。

フォーメーション: 4-3-3


GK - カウィン・タマサトチャナン

(ムアントン・ユナイテッド)


所属クラブが無敗を続け、予想通りにタイ・プレミアリーグ優勝へと突き進む中、タマサトチャナンは数え切れないほどのビッグセーブを連発して大きな役割を担ってきた。

8月には特に、ムアントンがブリーラム・ユナイテッド(1-1)、チョンブリFC(2-2)と引き分けた2試合で圧倒的な活躍を見せた

 



右サイドバック - アラー・アル・シュブリ

(シリア代表)


シリアはネール・カップ(インドで開催された国際大会)で残念な結果に終わったが、アル・シュビリは大会を通して絶好調。チームの4得点のうち3点を記録し、もう1点をアシストしてみせた。

その数字だけでも誇っていいものだが、彼がウイングバックであることを考えると価値は計り知れない。アル・シュビリは大会を通して積極的に攻め続け、早期敗退に終わったチームの中でも胸を張れるだけのパフォーマンスを見せた。



CB - 田中マルクス闘莉王

(名古屋グランパス)

DFでなく前線に名を連ねるべきかもしれない。攻撃陣の駒が不足していた名古屋で、ドラガン・ストイコビッチ監督は、8月4日の神戸戦にこのベテランCBをFWとして起用。闘莉王はその攻撃能力の高さを存分に見せつけ、4ゴールを記録する異例の活躍ぶりでチームを5-1の勝利に導いた。



CB - カク・ヒジュ

(水原三星)


水原三星をホームに迎えた8月18日のナショナル・ダービーで、FCソウルはこのカードでの連敗を5で止めたいところだった。だが結果はアウェーの水原が2-0で勝利。カク・ヒジュは守備面でこの勝利に少なからず貢献した。

試合を通して優勢だったのはFCソウルだが、水原はキャプテンの彼のプレーに助けられ、試合を無失点で切り抜けることができた。


左サイドバック - シエド・ナビ

(インド代表)


スニル・チェトリの影に隠れることも多かったが、ナビはネール・カップでウイングバックとして素晴らしい活躍を見せた。ミランダと効果的に連係を取りつつ、守備面でもチームに欠かせない存在だった。大会を通して出来の悪かった試合は一度もなかった。彼のサイドからは相手に何もさせず、チームメートのCBのカバーもたびたび務めていた。


MF - マシュー・レッキー

(FSVフランクフルト)

レッキーは今季加入したFSVフランクフルトで4試合に出場し2ゴール。ブンデスリーガ2部でのチームの好調なスタートに一役買った。

ボルシア・メンヒェングラッドバッハからのレンタルでこのチームに加わった21歳のMFは、ヘルタ・ベルリン戦とドイツカップのSGゾネンホフ戦でいずれも逆転のゴールを記録。だが怪我をしてしまい、残念な形で8月を終えることになった。


MF - 王永珀

(山東魯能)


7月のアジア人ベストイレブンではサブに選出。8月にも素晴らしい活躍を見せた王永珀は、今度は11人の中に名を連ねた。

「中国のルーニー」として知られる山東魯能のFWは、8月に中国スーパーリーグで4得点を記録。中国FAカップでもチームの準決勝進出を決めるPKを成功させた。


MF - ファン・ジンソン

(浦項スティーラーズ/韓国代表)

28歳のMFファン・ジンソンにとっては忙しい8月だった。韓国がザンビアを2-1で下した親善試合では代表でビューを果たし、所属クラブの浦項では3試合でゴールを記録。チームは8月に5勝1敗の好成績を収め、レギュラーシーズンを5位でフィニッシュした。10年間の経歴を重ねてきたベテランは、今後の国際試合でもさらにキャップ数を伸ばすことができそうだ。




FW - マハムード・シェルバイエ

(アル・ウェハダト)


シェルバイエはアル・ウェハダトでのシーズンを順調にスタートさせた。ヨルダン・カップではアル・アラビ戦とアル・ヤルムーク戦で見事な2ゴールを記録。ヨルダン代表の彼はアル・ラマタ戦でも終了間際に劇的なゴールを奪い、ヨルダン・プレミアリーグでのチームの白星スタートの立役者となった。



FW - 香川真司

(マンチェスター・ユナイテッド/日本代表)

1-1の引き分けに終わった日本代表のベネズエラ戦での出来は忘れるべきものだったが、マンチェスター・ユナイテッドではデビューからの2試合で印象的な活躍を見せた。ホーム初戦となったフラム戦ではプレミアリーグでの初ゴールも記録。ウェイン・ルーニーやロビン・ファン・ペルシなどスター選手揃いのチームの中で確かな存在感を見せている。



FW - 佐藤晃大

(ガンバ大阪)


今季がJ1で初めての戦いとなる佐藤だが、このリーグで最も見ていて楽しいストライカーの一人として頭角を現してきた。今季のG大阪での11得点のうち4点は8月に記録したものだ。特に宿敵C大阪とのダービーマッチでは記念すべき2得点を挙げ、試合を引き分けに持ち込んだ。今季は大苦戦を強いられているG大阪だが、8月は3勝1分けの成績で降格圏を脱出。前線でチャンスを創造する佐藤の活躍による部分は大きかった。



監督 - キム・ボンギル

(仁川ユナイテッド)


キムは仁川ユナイテッドをクラブ史上初の5連勝に導き、一時は最下位だったチームを9位にまで浮上させた。Kリーグのレギュラーシーズンを終え、上半分の順位で優勝プレーオフ入りを果たすことはできなかったが、8月の好調な戦いぶりは残留プレーオフに向けて大きな自信へとつながるはずだ。


サブ

GK DF
DF
MF

ファリザル・マルリアス
(ヌグリ・スンビラン)

駒野友一
(ジュビロ磐田)

ナイフ・アル・カディ
(アル・シャバブ)

ハ・デソン
(FCソウル)
MF FW FW

アンディ・ネゲライン

(香港レンジャーズ)

スニル・チェトリ
(インド代表)

ジャラル・ラフハイー
(イラン代表)