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ポルトガルで大暴れのフッキ、独占インタビュー!

ポルトは今季、国内リーグを制覇し、来週にはブラガとヨーロッパリーグ(EL)獲得を目指して決勝を戦う。この中心にいるのが、FWフッキだ。

かつて日本でもプレーした怪物FWは、キャリアを通じて100以上のゴールを挙げてきた。今では、欧州のビッグクラブも目をつけていると言われている。

プレミアの数クラブやミランも興味を持っているというフッキに、今回Goal.comがインタビュー。これまで、そしてこれからと、さまざまな質問に答えてくれた。



―まず、「フッキ」というニックネームの由来を聞いてもいいですか?
「小さい頃、(アメリカンコミックの)『超人ハルク』の真似をするのが、本当に好きだったんです。父親もそれを楽しんでいて、真似をしてくれといつも注文を受けていました。おまけに、このニックネームをくれたんです」

フッキ | プロフィール
名前 フッキ
クラブ ポルト
国籍 ブラジル
ポジション FW
年齢 25
身長 182 cm
体重 75 kg
出場試合数
238
通算得点 126
―子供の頃のアイドルは? 今でもあこがれる選手はいますか?
「父親がずっと、僕のアイドルです。ロナウドがお気に入りのサッカー選手でした。ケガに悩まされても常に復活する信じられない強さは、僕にとって人生の指導書です」

―最初はDFだったというのは本当ですか? どうしてFWになったのですか?
「どのポジションでプレーしようと、まったく問題ありません。ただ、サッカーをしたかったんです。ヴィトリアではレフトバックとしてプレーして、気に入っていました。日本に移籍してから、友人であり代理人でもあるテオが、いくつかのポイントを修正したら、すごいアタッカーになるんじゃないかと話してくれたんです。僕が一生懸命頑張れば最強の選手になれると、彼は信じてくれました。そうして、今の僕があるんです」

―最大の長所と、直すべき点はどこだと自己分析しますか?
「ポルトガルに来てから少しは良くなったとはいえ、空中戦は改善しなければなりません。最大の強みは、力強さとパワー、スピード、テクニック、それに強力なシュートですね」

―どんな戦術が、あなたのプレースタイルに一番合いますか?
「何か一つ自分に合うスタイル、というものはありません。すべてのフォーメーションには、長所と短所があります。自分の強みと弱みを理解してくれている監督がいることが、一番大事ですね。もちろん、目標に近い場所である、前線でプレーするのが好みです。そうすれば、1対1の場面で自分の力を活用できます」

―攻撃でコンビを組んでみたい選手は誰ですか?
「何度でも同じことを言います。“怪物”ロナウドです」

―まだ自分のことを知らないファンに、どうやって自己紹介しますか?
「僕は常に、自分がすべきことに最大限を注ぎ込むプロフェッショナルです。今季も、すでに50試合に出場しています。だから自分の体のことに気を使い、練習に懸命に取り組んでいます。僕にとって一番大事なのはチームです。サッカー選手にとって一番重要なのは、そのキャリア。ロッカールームでは、誰とでも友達になりたいと思っています」

«どこか一つ、特にプレーしてみたいリーグというのはありません。僕にとって何よりも大事なのはチームです。タイトルと自分たちの野望に向かって戦うチームでプレーしたい»

- フッキ

―リーガエスパニョーラやプレミアリーグ、ブンデスリーガ、セリエAとさまざまリーグはありますが、どこでプレーしてみたいですか?
「どこか一つ、特にプレーしてみたいリーグというのはありません。今名前が挙がったリーグは、素晴らしさと偉大な選手であふれています。こういったリーグを、本当にリスペクトしています。僕にとって何よりも大事なのはチームです。タイトルと自分たちの野望に向かって戦うチームでプレーしたい」

―イタリアのリーグをどう見ますか? リーガやプレミア、ブンデスよりも劣るという声が大きいのですが?
「言えるのはただ一つ、セリエAは世界で最も重要なリーグの一つだということです。ファッション業界と同じく、最高の選手たちがイタリアに集まります。イタリアサッカーのクオリティーは一目瞭然で、国としても素晴らしい」

―イタリアでお気に入りの選手はいますか?
「ピッチ上での姿勢から、ジェンナーロ・ガットゥーゾを心底称賛します。本当の戦士ですね。技術の高いアンドレア・ピルロも好きです。良い選手があまりに もたくさんいるので、その中から数人だけ名前を挙げるのはフェアじゃありません。それにブラジル人選手もいますよ、ロビーニョ、パト、マイコン、ジュリオ・セーザル…」
フッキ | スタッツ
シーズン クラブ
出場 得点
2004 ヴィトリア 1
0
2005 川崎フロンターレ 9
1
2006 コンサドーレ札幌 38 25
2007 東京ヴェルディ 42 37
2008 川崎フロンターレ 2 0
2008 東京ヴェルディ 11 7
08/09 ポルト 44 9
09/10 ポルト 31 10
10/11 ポルト 49 33

―ミランのディレクター陣は、あなたの獲得に興味があると認めています。大きな一歩を踏み出す準備はできていますか? それともポルトに残りたいですか?
「ミランからの関心は、とても誇らしく思います。素晴らしい歴史を持った、偉大なチームです。僕らブラジル人にとっては、レオナルドやカフー、ロナウド、ロナウジーニョ、そのほかにもたくさんの有名な同胞選手が所属してきたことも、とても重要なことですね」
「だけど今は、ポルトとの契約があるので、それを尊重したい。ここでは誰もが僕に良くしてくれるし、家族のように扱ってくれます。ここでもっと良い選手になりたいし、リスペクトされていると感じていたい。これからもずっと、ポルトで自分の仕事に全力を注いでいきます」

―ミランにはすでに素晴らしい攻撃陣がそろっています。キャリアの現段階で彼らと先発争いする準備が整っていますか? それとも先発が保証されているチームの方がいいですか?
「僕はポルトで重要な選手だし、そうあり続けるためにハードワークしています。ポジション争いについて考えたことは、これまでまったくありませんし、それが問題だとも考えません。むしろ、選手にマックスの力を発揮させるためには、良いことであると思います」

―ズラタン・イブラヒモビッチの最適の代役になるという声もあります。自分がイブラと似ていると思うことはありますか?
「似たようなキャラクターを備えている選手は、たくさんいます。でも、まったく同じなんてことは、絶対にありません。その差はプレースタイルや状況によって生まれます。最も大事なことは、チームメートを助けることです」

―あなたの違約金条項は、1億ユーロに設定されています。自分の評価額は?
「1億ユーロです(笑)」

―ポルトを躍進させているアンドレア・ビラス=ボアス監督について教えてください。どういったタイプの指導者ですか? 選手とのかかわり方は? 何か秘密はありますか?
「偉大な監督であり、素晴らしい人物です。まだ若いのに、チームに起こることを完璧にコントロールします。威厳にあふれ、自分の行動と言葉を本当によく理解しています。世界最高の監督の一人になることを運命付けられた人です。彼の秘密は知りません。僕が言えるのは、一緒に仕事をするのに最高の男だということだけです」

«ビラス=ボアス監督は偉大な監督であり、素晴らしい人物です。世界最高の監督の一人になることを運命付けられた人です»

- フッキ


―では、ご自身のポルトでの成功の秘訣は?
「僕らはポルトで、完璧なハーモニーの中で働いています。テクニカルスタッフとディレクター陣の協力関係は素晴らしい。おそらく、それこそが僕らの成功の秘密でしょうね。会長はポルトのことだけを考えていて、1日に20時間も働くテクニカルディレクターがいます。監督は自分が何をしているかよく理解していて、僕らは互いに信頼し合っています」

―コパ・アメリカでも同じようにしたいですか?
「そのチームでそうできるよう、一生懸命に汗を流します。そうなれば、僕にとっては夢の実現です」

―どこが優勝すると思いますか? サプライズが起こるとしたら?
「ブラジルのことしか頭に浮かびません」

フッキはミズノのモレリアULを使用している。これはモレリアの25周年記念モデル。軽いカンガルー皮でできており、軽いだけではなく快適性も追求している。型の崩れもなく、素晴らしいボールタッチと感触が持続する