C大阪 シンハーヤンマーカップレポート 丸岡「プレシーズンマッチとはいえ、本当に悔しい」

C大阪は30日、バンコクグラスFCとのプレシーズンマッチとなる「シンハーヤンマーカップ」を、バンコクグラスFCのホームであるLEO STADIUMで行った。スタジアムに約6,000人の観衆を集め、現地在住日本人をはじめとする数多くのC大阪サポーターも来場したなか、2016年シーズン初めての対外試合に臨んだ。

試合に関しては、前半途中に選手交代を行った直後の35分、左サイドを崩されて失点。後半に至っても、そのビハインドを跳ね返すことができず。人工芝のピッチ、バンコクグラスFCの組織されたサッカー、タイ特有のタフファイトにも苦しみ、0-1と敗れた。「コンビネーションを含めて、まだまだ」と大熊清監督もいうように、試合形式の練習をほとんど行っていなかった影響や、キャンプでのハードトレーニングの疲れもあり、チーム全体として、課題の残る内容だった。



ただし、バンコクグラスFC在籍経験もある茂庭照幸がキャプテンマークを巻いた一戦では、前半と後半であわせて、計23選手を起用。チームが始動して間もないこともあって、新加入組をはじめとする選手たちの「個人の特長などの見極め」(大熊清監督)も、目的のひとつとなった。そのなかで、前半では、玉田圭司のコーナーキックから新6番のソウザがヘッドでゴールを脅かしたり、新10番のブルーノ メネゲウからの左クロスに、こちらも新加入のリカルド サントスが豪快にヘッドで飛び込むなど、新ブラジルトリオが持ち味を見せる場面も垣間見えた。「45分間のみの出場だったが、最初にしてはよかったのかなと思う」というブルーノ メネゲウも手応えを感じたようだ。

前半途中から杉本健勇とともに登場した柿谷曜一朗も、見せ場を作ったひとり。後半早々には酒本憲幸のフリーキックに、ニアサイドへ飛び込み、ヘッドをあわせて得点を狙うシーンもあったが、これは相手GKの好セーブにあって、復帰後初ゴールはならなかった。それでも、約40分のプレーでは、前線での駆け引きをはじめ、杉本健勇らとのコンビプレーなど、彼らしいプレーも発揮。その存在感の大きさは改めて痛感させられた。ほかにも、ドルトムントから戻ってきた丸岡満も、惜しいシュートを放つなど、元気な姿を見せ、アピールしていた。

ただし、「今日負けたことは、プレシーズンマッチとはいえ、本当に悔しい」と丸岡。テストマッチの場でも、勝利へこだわる姿勢を見せていた新13番は、「次からまた宮崎(2次キャンプ)で練習試合があるが、まずはそこに向けて、しっかり準備して、しっかり勝ちに行きたい」と強い意気込みを示していた。

なお、タイでのキャンプは2月3日までとなるC大阪。2月8日からは場所を日本の宮崎に変えて、練習試合を組ながらチーム状態を上げて、2月28日のJ2開幕へ、調整を行っていく。