C大阪 キャンプレポート

宮崎での2次キャンプを行っているセレッソ大阪(C大阪)は、12日、新体制初の対外試合に臨み、同じJ2の横浜FCとの45分×2本の練習試合では、0-0の引き分けに終わった。

この一戦では、C大阪がフォルラン、カカウ、新外国籍選手のパブロが前線に並び、昨年8月の負傷から長期離脱を強いられていた山口蛍も、扇原貴宏や長谷川アーリアジャスールと中盤を担うなど、ほぼ現状のベストメンバーが顔を揃えた。対する横浜FCでは、三浦知良が途中出場。試合前にはフォルランらとポルトガル語で談笑する姿も見られた。

試合では、前半からC大阪がボールを保持する時間は長く、前線3人が流動的に動く様子なども見られたが、決定機はなかなか作れず。途中、カカウのループシュートがクロスバーに当たり、そのこぼれ球をパブロがヘッドで押し込もうとするシーンもあったが決めきれない。また、フォルランがダイレクトでシュートを狙うも、枠を捉えられず。後半には玉田圭司、茂庭照幸、関口訓充、椋原健太といった新戦力も試していたC大阪だが、結局、得点は生まれなかった。

それでも、試合後にカカウが「攻撃はもっと試合を重ねていけばよくなる」と述べれば、フォルランも「始まったばかりで、チームや監督のやりたいことをこれからやっていって、勝利に結びつけていかなければいけない。1試合目なので、まだこれからやることはいっぱいあると思う」と今後を見据えていた。

一方、「今まで練習してきたディフェンスのやり方が、しっかり選手に染みついているし、それが無失点につながっているように思う」とパウロ アウトゥオリ監督も述べるように、守備面では横浜FCにほとんどチャンスを作らせず。「まずはチームの基盤としているディフェンスをしっかりすること」をコンセプトに掲げている新指揮官も手応えをつかんだ様子だった。さらに、フル出場で存在感を発揮した山口について、「あのケガから今回初めての試合で、これだけのものを見せてくれたのは、本当に素晴らしいことだと思う」と、そのプレーぶりにアウトゥオリ監督も満足の表情を浮かべていた。