フランス代表との決別を宣言したナスリ 「父が監督でも復帰しない」

マンチェスター・シティMFサミル・ナスリが、フランス代表との決別を宣言した。2014年ブラジル・ワールドカップのメンバーに選ばれなかった当時を振り返り、2度と復帰することはないと語っている。

ナスリは早くから才能を評価されてフランス代表に選ばれる一方、EURO2012での敗退後に、自身を批判する記事を書いた記者に暴言を吐くなど、問題児でもあった。2013-14シーズンはシティでリーグ優勝に貢献したものの、デシャン監督はシーズン終了後のワールドカップのメンバーから外している。

デシャン監督は理由について、控えになると不満を漏らすナスリが、チームの雰囲気を乱すことを懸念したからだと明かしている。しかし、ナスリにはショッキングな落選だったようだ。『J+1』のインタビューに答え、次のように振り返っている。

「たとえ父が監督だとしても、フランス代表には復帰しないよ。メンバー選考で苦しんだからね。ワールドカップに出られなかったことで、僕は打ちのめされたんだ」

「EURO2012の後に代表を引退したかったけれど、父が『ワールドカップでプレーすべきだ』と言ったんだ。良いプレーを見せるために努力して、シティで素晴らしいシーズンを過ごした。でも十分じゃなかったんだ。誰を非難するわけでもないけれど、メンバーリストを見たときは…」

その上でナスリは、デシャン監督をやんわりと批判した。

「僕は完璧じゃない。間違いを犯すこともある。でも優れた監督は、人間のエゴをうまくマネジメントするものだよ」

ナスリはさらに、今後のキャリアについても語っている。

「リーグアン(フランス)に戻ろうとは思わない。僕はプレミアリーグを愛しているし、イングランドでの生活が気に入っているんだ」