FIFA、フランス2部ナントに1年間の補強禁止処分

UAEのアル・ナスルからの選手獲得に問題
FIFA(国際サッカー連盟)の紛争解決室(DRC)は4日、フランス・リーグドゥ(2部)のナントおよびギニア代表FWイスマエル・バングーラに対し、移籍に際しての規約違反を犯したことへの処分を発表した。

バングーラは昨年1月にUAEのアル・ナスルからナントへ移籍したが、その際にナントは彼がアル・ナスルとの契約を破棄するように仕向けたとされている。

FIFAはナントとバングーラに対してアル・ナスルに450万ユーロを支払うことを命ずるとともに、ナントに対しては1年間の補強禁止処分、バングーラに対しては4カ月間の出場停止処分を科すことを決定した。バングーラはすでに処分のうち3カ月を消化している形となり、残りは1カ月となる。

ナントはこの処分に対して異議を唱えており、バングーラはアル・ナスルからの給与不払いなどの問題により自ら契約破棄を決断したと訴えている。

「アル・ナスルは彼に給料を支払わなかっただけでなく、彼を選手登録から外し、どの大会にも出場させなかった。イスマエル・バングーラはそのため契約を破棄することを強いられた」とクラブの声明には記されている。

2008-09シーズンにリーグアン19位となり降格したナントは、5年ぶりとなる1部復帰に向けて順調な戦いを続けており、現在リーグドゥで首位。しかし処分が確定した場合、来季昇格しても補強はできないということになる。

バングーラはナントで8カ月間プレーしたあと、現在はカタールのウム・サラルにレンタルされている。