ジダン氏:「頭突き退場は正しかった」

優勝しても良心の呵責を感じたはずだと明かす
元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏が、現役最後の試合となった2006年ワールドカップ(W杯)決勝で、イタリア代表DFマルコ・マテラッツィに頭突きを見舞い、退場処分となったことは、いまだ人々の記憶に新しいところだろう。

それから4年。ジダン氏はフランス『フランス・フットボール』に対し、W杯決勝で退場になったことは良かったとの考えを明かした。同氏は、たとえそのまま優勝したとしても、頭突きへの良心の呵責から、その後の人生で苦しんでいたはずだと話している。

「ああいう形になって正しかったんだ。ジャンルイジ・ブッフォンが副審に(頭突きのことを)知らせようとしたのは正しいことだった。私がやったことはあまりよろしいことじゃなかったからね」

「正直に言って、もしも私がピッチに残り、フランスがW杯優勝を果たしたとして、私がそれから良心にどれだけの重圧を感じて生きることになったことか。良い気分はしなかっただろう。それは確実だ」

また、ジダン氏は先日のW杯予選でハンドから決勝点をアシストし、大きな批判を浴びたフランス代表FWティエリ・アンリの件は別物としながら、「私にとって、あのジェスチャーをしたのに世界王者として生きていくのは、とても難しいことだっただろう。特に、私にとって現役最後の試合だったからね…」と語った。