クロアチアDF、民族主義的チャント呼びかけで罰金

W杯予選プレーオフ勝利後に
クロアチア代表DFヨシプ・シムニッチは、19日に行われたブラジル・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ・セカンドレグのアイスランド戦でサポーターに向けて「ナチス的」チャントを呼びかけたとして、クロアチア検察当局から3200ユーロの罰金を科された。欧州各国メディアが伝えている。

試合はクロアチアが2-0でアイスランドを下し、2試合トータル2-0でW杯本大会の出場権を獲得した。報道によれば、試合後に拡声器を手に取ったシムニッチはサポーターに向けて「故郷のために!」と呼びかけ、サポーターは「備え!」と応じた。これはクロアチア民族主義者のスローガンで、第二次世界大戦時にクロアチアのファシスト組織が用いていたものだった。

シムニッチは当初、「祖国であるクロアチアへのサポート」を示したものだとして政治的意図を否定していたが、検察当局は同選手がスローガンの意味を知った上で用いたと結論づけ、「民族主義的嫌悪感を引き起こした」として罰金処分を科した。

今後、FIFAからもシムニッチに対して何らかの処分が検討されると見られている。