アフリカ最後の希望がPKで散る

ウルグアイがベスト4へ
ワールドカップ(W杯)大会20日目の準々決勝のウルグアイ対ガーナは、1-1で120分を戦い終え、PK戦の末にウルグアイが勝ち上がりを決めた。

序盤の主導権を握ったのはウルグアイ。強力アタッカー陣の推進力でガーナ陣内に攻め入った。しかし、ガーナGKキングソンの好守などに阻まれてゴールを奪えずにいると、徐々にガーナも落ち着きを取り戻していった。

ガーナがカウンターから何度かチャンスをつくると、前半終了間際には先制点を奪う。A・アイェウの出場停止により先発出場したムンタリが中盤で前を向くと、左足でロングシュートを決め、1-0で前半を折り返す。

1点のビハインドでハーフタイムを迎えたウルグアイは、A・フェルナンデスに代えてロデイロを投入して後半へ。前半途中にルガーノが負傷交代となっていたが、早い時間帯で2枚目の交代カードを切って後半の巻き返しを図った。

すると55分、ウルグアイは試合を振り出しに戻すことに成功する。エリア左手前からのフリーキックをフォルランが直接決めて、1-1とした。その後もウルグアイペースが続いたが、決定機を決めきれず、試合は延長戦に突入する。

ガーナにとっては、決勝トーナメント1回戦に続いて2戦連続の延長戦。やはり主導権を握ったのはウルグアイだった。しかし、どちらもゴールを奪えずに時間が過ぎていく。それでも、延長後半ロスタイムにガーナが決定機を迎える。エリア内の混戦で、ゴールに入りそうになったボールを、ルイス・スアレスがハンドでブロック。ルイス・スアレスにはもちろん、レッドカードが提示され、ガーナにPKが与えられた。しかし、キッカーを務めたジャンがクロスバーに当ててしまい失敗。決着はPK戦にもつれこんだ。

PK戦では後攻のガーナが先に失敗。3人目のジョン・メンサーが外してしまった。しかし、先攻のウルグアイも4人目のM・ペレイラが失敗。これでイーブンになったが、ガーナは4人目のアディアーも外してしまい、ウルグアイは5人目のアブレウが冷静に決めて勝負あり。ウルグアイが準決勝進出を決めた。