王者イタリア、無残に散る

スロバキア、大逆転でベスト16に
ワールドカップ(W杯)大会14日目のグループF最終節のスロバキア対イタリアは、3-2でスロバキアが勝利を収めた。

2試合連続ドローで勝利が必要なイタリア。だが、序盤からスロバキアに主導権を譲ってしまう。6分には簡単にハムシクをフリーにし、ボレーシュートを許すと、その後もまったくプレーをつくれず。戦術的に混乱し、完全にスロバキアペースとしてしまう。

逆にスロバキアはミドルシュートでイタリアのゴールを脅かすと、25分に相手のパスミスからヴィッテクのミドルで先制に成功。その後もイタリアに反撃を許さず、スロバキアがリードを守ってハーフタイムを迎えた。

後がないイタリアは、後半の頭からクアリアレッラとマッジョを起用。さらに55分、負傷明けのピルロを投入し、状況の打開を図る。これが徐々に効果を見せ、67分にはクアリアレッラのシュートがゴールライン上でクリアされるなど、惜しい場面をつくりはじめる。だが73分、イタリアはコーナーキックのこぼれから、ニアに飛び込んだヴィッテクに合わせられ、痛い追加点を許してしまった。

81分、イタリアはクアリアレッラがイアクインタとのワンツーでボックス内に侵入し、そのこぼれ球をディ・ナターレが押し込んで1点を返すことに成功。土壇場で挽回を目指すが、逆に89分、途中出場のコプネクにダメ押しとなる3点目を奪われてしまう。

ロスタイムにクアリアレッラが見事なループシュートで再び1点差としたイタリアだが、その後の攻勢も時すでに遅し。スロバキアが1点のリードを守って勝利を収めた。ニュージーランドがパラグアイと引き分けたため、勝ち点4としたスロバキアが大逆転で決勝トーナメントに進出。王者イタリアは勝ち点2、グループ最下位でまさかの敗退となった。