元ブラジル代表GKドニが引退 「神が望まなかった」

不整脈が理由 昨夏には心停止も
かつてローマやリヴァプールでプレーした元ブラジル代表GKドニが、現役引退を発表した。ブラジルメディアで明かし、イタリアのメディアも伝えている。

ドニは2005年にローマに加入し、2度のコッパ・イタリア優勝などに貢献。ブラジル代表としても、2007年にコパ・アメリカで優勝している。

2011年夏にローマからリヴァプールへ移籍した同選手だが、昨年夏の検査で心臓の異常が見つかった。このとき、25秒の心停止になり、本人は「“むこう側”に行きかけた」と明かしている。その後、ドニは冬にリヴァプールとの契約を解消し、ボタフォゴSP移籍。ブラジルで再起を目指していた。

だが、定期検査で再び不整脈が見つかり、ドニは現役続行を断念した。イタリアメディアによると、同選手は離脱中に体重が10キロ増え、現在は104キロになっているという。イタリアメディアが、ドニのコメントを伝えている。

「僕がもうサッカーをしないように神が望んだんだ。引退は残念だよ。特に息子のニコラスのことを思うとね。彼はまたピッチで僕を見たいと望んでいたんだ。でも、仕方がない。彼のためにもう少しプレーしたかった。でも、それは不可能だ。ピッチへのノスタルジーがあるけどね。僕はすでに一度死んだ身なんだよ。これからはビジネスマンになる」

ドニはすでにサンパウロで「恐竜の世界展」というイベントを企画するなど、ビジネスの道に進んでいるとのこと。また、イタリアでのイベントや、ブラジル初となるローマのサッカースクール設立に尽力しているそうだ。ドニは次のように続けている。

「自分に起きたことはあまり考えなかった。今は未来を見たい。ローマのこともね。ローマとは関係を保ち続ける」