浦項3人退場、エストゥディアンテスが決勝へ

まずは南米王者がファイナル進出
15日に行われたクラブワールドカップ準決勝第1試合、浦項(ポハン)スティーラーズ対エストゥディアンテスの一戦は、2-1でエストゥディアンテスが勝利した。

立ち上がりは南米王者エストゥディアンテスがアジア王者ポハンを圧倒。ベロンを起点とした攻撃で、何度も好機をつくった。しかし、イエローカードを連発されながらもこれに耐えたポハンは次第に落ち着きを取り戻し、カウンターなどからチャンスを生み出すようになっていった。

それでも、先制点を奪ったのはエストゥディアンテス。前半ロスタイム、中盤からベニテスがエリア内にフリーキックを入れると、フリーになったボセッリがヘディングの体勢に。ボセッリがこれに触れなかったことがGKに対するフェイントになった形で、ボールがそのままゴールに吸い込まれた。

ビハインドを抱えたポハンは、気合十分で後半を始める。ただ、前掛かりになる相手にエストゥディアンテスは冷静に対応した。53分、エストゥディアンテスはカウンターから右サイドに展開。ベロンがエリア右にやわからいパスを送ると、飛び出したGKの前でペレスが触ってファーサイドへクロス。これにベニテスが詰めて、リードを2点とした。

さらに56分、ポハンは相手をファウルで止めたファン・ジェウォンがこの試合2枚目のイエローカードで退場となったことで、エストゥディアンテスが数的有利に。この影響で、センターバックに今大会唯一の日本人選手となる岡山一成が投入されたものの、状況は厳しかった。

意地を見せるポハンは71分、フリーキックをエリア内に入れると、岡山が頭で落としたボールをデニウソンが決めて1点を返すことに成功する。しかしその直後、ポハンはキム・ジェソンが2枚目のイエローカードをもらってしまい、9人になってしまう。ゴールの直後に2人目の退場者を出してしまったポハンは、ついに追い込まれた。

77分には決定機をファウルで阻止したとして、GKシン・ファヨンも退場に。8人で南米王者と戦うことになってしまったポハンは、すでに交代枠を使い切っていたため、前線のデニウソンがゴールマウスに入ることになった。これで完璧に反撃の可能性が潰えてしまったポハンは挽回できず、エストゥディアンテスが勝利を収めている。

決勝戦は19日に開催予定。エストゥディアンテスの相手は、16日に行われる準決勝第2試合、バルセロナ対アトランテの勝者になる。敗れたポハンも19日に3位決定戦を予定している。