W杯歴代通算最多ゴールのクローゼが現役引退…今後は監督業の道へ

ドイツ代表のスタッフ入りが決定。レーブ監督の下で学ぶことに。

一時代が幕を閉じた――。ドイツサッカー連盟(DFB)は1日、元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ(38)の現役引退を発表。今後は監督業への第一歩としてドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督とハンジ・フリック強化部長の下で教育を受けることになると伝えている。

クローゼはこれまで、カイザースラウテルンやブレーメン、バイエルン・ミュンヘンといったクラブでプレー。2011年夏にラツィオに加入したが、今年の夏に退団し、その後無所属となっていた。一部ではアジア方面に向かい、現役生活を続ける可能性が報じられていたが、最終的に監督業の道に進む決断に至ったようだ。

ドイツ代表の一員として137キャップを記録し、71ゴールと同代表歴代最多のゴール数を挙げたクローゼ。ワールドカップ(W杯)では4大会出場を果たし、16ゴールと歴代最多の記録を持つ。2014年W杯で世界王者に輝いた同代表のメンバーはDFBの公式ウェブサイトを通じて、次のようなコメントを残している。

「私は代表チームで最大限の成功を経験し、素晴らしい忘れられない時を過ごすことができた。だから喜んでDFBに戻る。過去数カ月の間、自分の中でピッチに残る考えが生まれたが、新たな視点、監督からの視点を取ることにした」

「試合を読み、細かく準備し、戦略や戦術を考えることには選手のころから興味を持ち、魅了されていた。現場でその力を磨く機会を与えてもらい、ヨギ・レーブ(ヨアヒム・レーブ)やハンジ・フリックにはとても感謝している」

一方でレーブ監督は「ミロは過去も現在も常に頼れる存在であり、彼が我々スタッフに加わることをとても喜でいる」とクローゼを歓迎。「彼が持つ経験を考えると、監督としての彼を良くイメージできる。我々コーチ陣も、プレーヤーたちと同様、彼から多くを得られると私は確信している」と期待を込めている様子だ。