バイエルン最終戦で優勝し、男泣きのペップ 「ドイツでは幸せだった」

バイエルン・ミュンヘンは21日、DFBポカール決勝でボルシア・ドルトムントと対戦し、PK戦の末にタイトルを獲得した。これでチームを去るジョゼップ・グアルディオラ監督は、有終の美を飾って感激し、ドイツとバイエルンで幸せだったと述べている。

チャンピオンズリーグ(CL)では3年連続ベスト4敗退に終わったペップ・バイエルンだが、ブンデスリーガ4連覇に加え、ポカールでも2年ぶり18回目のタイトルをもたらした。

契約満了をもってバイエルンを去り、来季からマンチェスター・シティを率いることが決まっているグアルディオラ監督は、試合後にドイツ『スカイ』で次のように述べている。

「欧州最高のチームの一つとのファイナルだった。今年のドルトムントは素晴らしかったね。相手を圧倒しながら、たくさんのチャンスをつくり出し、たくさんのゴールを決めるスタイルだった。だが、今日は我々の方に勢いがあったんだ。選手たちをたたえたい」

グアルディオラ監督は試合直後、感極まった様子で男泣きしていた。

「この5カ月間は私にとって余裕ではなかった。バイエルンのようなクラブにとって、トロフィーを獲得するのが重要なのは当然だが、私としては、この選手たちとともに働いた日々を忘れることはないだろう。とても恋しくなるだろうね」

「この選手たちは素晴らしいよ。ユップ・ハインケスの下で大きな成功を手にしながら、3年にわたり、毎週、常に全力で戦ってくれた。ものすごく難しいことだ」

この5カ月を振り返り、グアルディオラ監督は次のように続けている。

「サッカーでは、勝たないと、すべてのタイトルを勝ち取らないと、(監督が)その原因とみられるものだ。だが、それは仕方のないことなんだよ。私は自分がコントロールできることに集中する。ジャーナリストたちと戦うことではなく、チームを助けることしか考えない」

それでも、グアルディオラ監督はブンデスリーガ挑戦とバイエルンでの仕事を楽しんでいたようだ。

「ブンデスリーガを本当に堪能した。コンペティションとしてのブンデスリーガ、スタジアム、人びと…。すべてが完璧に組織されているし、監督にとってドイツは最高の環境だ」

「ここではすごく幸せだったよ。バイエルンから誘われたとき、私は正しい決断を下した。ドイツ語も少し習得できたし、家族もミュンヘンがすごく気に入った。最高の街だ」