クロップ:「香川は世界最高の選手の一人」

ユナイテッドでの現状には不満も
ボルシア・ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は、昨シーズンまで在籍したMF香川真司を「世界最高の選手の一人」と絶賛するとともに、マンチェスター・ユナイテッドで本来の力を存分には発揮できない状況に置かれていると嘆いている。

2010年から2年間ドルトムントでプレーし、リーグ2連覇などに貢献した後ユナイテッドに移籍した日本代表MFについて、クロップ監督はイギリス『ガーディアン』のインタビューに対して次のように述べた。

「香川真司は世界で最高の選手の一人だが、マンチェスター・ユナイテッドでは20分間しかプレーしていない、しかも左ウイングで! 心が痛むよ。本当に涙が出そうだ」

「セントラルMFこそがシンジのベストポジションだ。彼は攻撃的MFとして、私が今まで見てきた中でも最も優れた得点嗅覚を持った選手の一人だ。だが日本の人々の多くにとって、マンチェスター・ユナイテッドでプレーすることにはドルトムント以上に意味があるようだ。彼が去る時には、お互いの腕の中で20分間泣いたよ」

香川の1年前にドルトムントを離れ、レアル・マドリーとリヴァプールでの苦戦を経て今年1月にドルトムントに復帰したMFヌリ・シャヒンにも言及しつつ、クロップ監督はいわゆる「ビッグクラブ」への選手流出を嘆いている。

「その1年前にはヌリ・シャヒンが出て行った。レアル・マドリーは世界最大のクラブだからだ。選手たちが十分に我慢強ければ、我々はこのチームを世界最高のチームの一つに発展させることができる」

シャヒン、香川に続いて、今季終了後にはMFマリオ・ゲッツェがバイエルン・ミュンヘンへ移籍することが決定しているドルトムント。25日には、ロンドンのウェンブリーでそのバイエルンとのチャンピオンズリーグ決勝を迎える。