ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督が、5月29日のエクアドル戦と6月2日のアメリカ戦に向けた代表メンバーを発表した。今回は多くの選手にチャンスが与えられることになりそうだ。
今回は、バイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントの選手の大半が呼ばれなかった。両チームは25日に行われるチャンピオンズリーグ決勝で激突するためだ。また、DFBポカール決勝が6月1日に開催される影響で、バイエルンとシュトゥットガルトのメンバーは国際親善試合に参加しない。レアル・マドリー所属のメスト・エジル、サミ・ケディラの両MFも、シーズンが終わるのが遅いため、招集されないことになった。
ドルトムントでは、MFスヴェン・ベンダーとMFケヴィン・グロスクロイツに声がかかっているが、CL決勝を終えた後の合流となる。ラツィオがコッパ・イタリア決勝を戦うため、FWミロスラフ・クローゼも遅れて合流だ。
代表デビューのチャンスを得たのは4人。レヴァークーゼンDFフィリップ・ヴォルシャイト、同MFシドニー・サム、フライブルクFWマックス・クルーゼ、マインツMFニコライ・ミュラーだ。
ハンブルガーSVのDFデニス・アオゴやレヴァークーゼンMFシュテファン・ライナルツなどは、久々の招集となった。
GK
アドラー(ハンブルガーSV)
テル=シュテーゲン(ボルシア・メンヒェングラッドバッハ)
ツィーラー(ハノーファー)
DF
アオゴ(ハンブルガーSV)
ベック(ホッフェンハイム)
ヘヴェデス(シャルケ)
ヤンセン(ハンブルガーSV)
メルテザッカー(アーセナル)
ヴォルシャイト(レヴァークーゼン)
MF
ラース・ベンダー(レヴァークーゼン)
スヴェン・ベンダー(ボルシア・ドルトムント)
ドラクスラー(シャルケ)
グロスクロイツ(ボルシア・ドルトムント)
ハント(ブレーメン)
ニコライ・ミュラー(マインツ)
ノイシュテッター(シャルケ)
ポドルスキ(アーセナル)
ライナルツ(レヴァークーゼン)
サム(レヴァークーゼン)
シュールレ(レヴァークーゼン)
FW
クルーゼ(フライブルク)
クローゼ(ラツィオ)