バイエルン会長:「09年には本当の監督がいなかった」

CLベスト8でバルサに敗戦した当時を振り返る
バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス会長は、2009年のチャンピオンズリーグ(CL)でバルセロナに敗退に追い込まれた当時を振り返り、指揮官の力量不足に敗戦の理由を求めている。

今季のCL準決勝でバルセロナと対戦することが決定しているバイエルン。両者は2008-09シーズンのCL準々決勝で対戦しているが、そのときはバルセロナが2戦合計5-1で勝利を収めていた。

ヘーネス会長は、ドイツ『シュポルト・ビルト』で、08-09シーズンに指揮を務めたユルゲン・クリンスマン元監督を批判し、現在チームを率いるユップ・ハインケス監督への信頼を示している。

「2009年には、(フランク・)リベリや(ルカ・)トーニといった選手がいたが、監督の存在が疑われていた。我々は本当の監督を必要としていたんだ」

「ユップはリーガエスパニョーラのことをよく知っている。スペインで仕事をしていたからだけでなく、今でもよく試合を観戦しているようだからね。彼は素晴らしい人間性を有しており、誰かにアドバイスを求めることなど必要としていない」

一方で、ハインケス監督とも不和が生じつつあったことを認めている。

「私とユップの間に、一種の緊張状態があったのは事実だ。だが、我々は話し合いを続けた。コンタクトを途絶えさせることはなかったんだ。今は、それほどの緊張状態はないんだよ」

また、ヘーネス会長は来季から指揮を執るペップ・グアルディオラ氏にも触れている。同氏が古巣クラブのバルセロナから選手を引き抜いてくることも噂されているが、バイエルンの会長は否定的だ。

「みんな、(リオネル・)メッシについて話しているようだね。だが我々には、(バスティアン・)シュバインシュタイガーや(フィリップ・)ラーム、(トーマス・)ミュラー、(ホルガー・)バドシュトゥバー、(ダビド・)アラバといった選手がいる」

「隠す必要はない。我々はスター選手をホームで育てたんだ。そのことを誇っていいし、我々もバルセロナのように続けていけるはずだ」

さらに、最近ユルゲン・クロップ監督と激しい“舌戦”を繰り広げて話題となっているボルシア・ドルトムントとの関係については、次のように述べている。

「私は正直になりたかっただけだ。誰かを不快にさせたかった訳ではない。これだけ高いレベルで、ドルトムントの安定感は抜群だと思っているよ。そして、我々はドルトムントに感謝している。彼らのおかげで、我々もまたこれだけの強さまで成長することができたのだから」