ヴォルフスブルクは連敗 槙野ケルンは大逆転

日本代表選手の出場はなし
ブンデスリーガ第21節が5日、ドイツ各地で行われた。

新戦力を6人獲得したヴォルフスブルクは、トゥンジャイら新顔を先発に並べた。開始早々の3分、いきなりビッグチャンスを演出する。スローインを入れたトゥンジャイが戻しを受けて、素早くクロス。これがゴール正面のグラフィチにピタリと合ったが、ヘディングはGK正面を突く。弾かれたところにジエゴが詰めたが、押し込むことはできなかった。

この逸機が、悪い流れを呼び込んだ。直後の5分にFKを与えると、短く出されたボールを受けたピントがペナルティーエリアににじり寄り、エリア外からの豪快なシュートでネットを揺らす。低く強い弾道が目前でワンバウンドし、GKベナーリオでも対処が難しかった。

新加入選手を入れたことが原因というよりも、チームはコンセプトを感じさせないプレーが続き、ハノーファーに押され続ける。ろくに攻撃もできないまま、ハーフタイムを迎えた。

後半にも、開始早々にチャンスを迎える。相手ゴール近くでFKを得ると、ジエゴのキックはわずかに枠を外れた。ヴォルフスブルクはサイドを積極的に使うようになり、徐々に流れを引き寄せかけるが、流れが本物になることはなく、苦しい展開が続く。

終盤にはFWとサイドMFを同時に代えるなど、必死にゴールを目指す。選手を多く前線に上げてガムシャラに攻めるが、最後まで得点を奪うことはできず。ヴォルフスブルクは連敗を喫し、ここ10試合で1勝という成績となった。アジアカップから戻った日本代表MF長谷部は、ベンチ入りしたが出場機会はなかった。

そのほかの試合では、日本代表DF槙野が加わったケルンが、バイエルン・ミュンヘンをホームに迎えた。前節はフル出場した槙野だが、この日はベンチスタート。チームは前半に2点を失ったが、後半に大逆転に成功する。55、62分のゴールで追いつき、バイエルンがたまらずリベリを投入してきたが、73分にノヴァコビッチのこの試合2ゴール目で逆転に成功する。16位に沈んでいたケルンには、大きな勝ち点3となった。

バイエルンが敗れた一方、勝ち点で並んでいたマインツはブレーメンに終了間際のロスタイムに追いつかれたものの、勝ち点1を積み上げて3位へ浮上した。バイエルンはハノーファーにも抜かれて5位へ順位を落とした。