ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は、パリ・サンジェルマン(PSG)FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得は「ノーチャンス」だと語った。アジアの高額オファーには勝てないと考えている。
イブラヒモビッチの現行契約は、今季限りで満了となる。リーグアンを離れることになる、というのが大方の見方だ。
これまでに、イングランドやアメリカ、カタールに中国のクラブがイブラヒモビッチ獲得に関心を示していると報じられてきた。古巣であるミランもその一つだ。
だが、セリエA復帰の可能性を、ベルルスコーニ名誉会長が否定した。理由は、ライバルが強力すぎるためだ。
「イブラヒモビッチを連れ戻すことは不可能だ」とイタリア『テレ・ラジオ・ステレオ』に語った。
「ズラタンは中国とUAEからオファーを受けている。我々には太刀打ちできないものだ」
また一部では、ミランがローマFWフランチェスコ・トッティをサプライズ獲得するとの噂もあった。確かにローマでの立場が微妙になっていると言われるトッティだが、こちらも獲得はないとベルルスコーニ名誉会長は語った。
「トッティも(獲得は)不可能だ」
「彼のようなクラブのレジェンドを買うことなどできない」
では、新たに加わる選手は、果たして…?