ガレス・テイラー監督率いるマンチェスター・シティ・ウィメンは、12日(現地時間)、女子チャンピオンズリーグ(WCL)第3節でスウェーデンのハンマルビーIFと対戦し2-0で勝利を収めた。ローラ・ブラインドキルデと藤野あおばの後半のゴールにより勝点9を獲得、女子CL3連勝を果たし、D組首位に立っている。
シティのフォーメーションは[4-3-3]で3トップの右に藤野、アンカーにMF長谷川唯、GK山下杏也加が先発出場。対戦相手であるハンマルビーIFではDF宮川麻都がダブルボランチの一角で先発に入り、日本人対決も実現した。
ホームのシティは前半に苦戦したが、ハーフタイム後に勢いを取り戻し、47分に先制点を奪う。バニー・ショーが左からの低いボールを送ると、左シャドーのブラインドキルデがサイドから自身CL初得点を挙げた。
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先制した後、シティは試合を支配するかに思われたが、再び苦戦。ショーが一度ネットを揺らすもオフサイドの判定。一報、ハンマルビーは後半に宮川に代わって投入されたMFテア・ソルボが強烈なシュート。これはGK山下がクロスバーの上でギリギリセーブ。緊張が走った瞬間だった。
アウェイチームを仕留める切ったのは、なでしこジャパンの藤野。左SBのレイラ・ウアハビが左サイドからゴール前にクロスを送ると、飛び込んだ藤野が頭で決めて勝利を完結させた。
GOALはジョア・スタジアムでのマンチェスター・シティの選手と監督を採点する。