「今は休息が必要だ。年齢を重ねると、いろいろなことが難しくなってくる」と、ポッドキャスト『ビッグ・タイム』で最近のコンディション調節の悩みを聞かれたリオネル・メッシは語った。インテル・マイアミのスーパースターは常に清々しいほど正直であり、今週はじめ、サウジアラビアで放映された直近のインタビューで、一連の困難な事態に直面しながらも完全に感情をコントロールしている姿を見せた。
「もうプレーができないとか、サッカーを楽しめないとか、チームメイトの役に立てないのではないかと思うようになったら、その時はやめると思う」とも、メッシは言った。
「自分で自分を本気で評価するよ。どういう時が良い時でどういう時が悪い時か、ちゃんとわかっている。引退とは年齢の問題じゃない。気持ちよくプレーできるなら、プレーを続ける」
以下に続く
36歳のメッシはMLSの新シーズンで力強いスタートを切った。最初の3試合で4得点に貢献したのだ。だが、小さな傷の積み重ねでリズムを失った。DRV PNKスタジアムでの最初の8カ月の時と同じく、マイアミの試合のチケットを買おうと多大な努力をした世界中のファンはただただ落胆した。
メッシはサッカー界最大のスターであり、マイアミは彼が出来るかぎりプレーできるようにするという、大きなプレッシャーを負っているが、これまでのところ経済的な利益よりもメッシの長期的な健康のほうを優先してきた。MLSが成長し続けるためだけでなくサッカー界全体のために、この姿勢は絶対に変えてはならない。