トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、アストン・ヴィラ戦の戦いには満足しているようだ。
今季就任したポステコグルー監督の下、プレミアリーグ開幕から10試合負けなしで首位を走っていたトッテナム。しかし第11節チェルシー戦で初黒星(1-4)を喫すると、続くウォルヴァーハンプトン戦(1-2)も敗れ、連敗が続いていた。そして迎えた26日の第13節、ホームで好調アストン・ヴィラに1-2で逆転負けを喫している。
これでリーグ戦3連敗となり、アストン・ヴィラにかわされ5位に転落したトッテナム。しかしポステコグルー監督は試合後、『スカイスポーツ』で選手のパフォーマンスを称えた。
「厳しい結果ではあるが、これ以上選手たちのプレーに満足することはできない。彼らを心から誇りに思う。我々は素晴らしいサッカーをしたと思うし、違う日ならおそらく勝っていただろう。選手の努力や意識など、すべてを責めることはできないよ」
「(敗戦に)フラストレーションはない。良いプレーだったし、監督が求めることができるのはそれだけだ。時には結果が思い通りにならないが、監督としては選手がどれほどやろうとしていることにコミットできているかを見ることになる。今日は完全にコミットしていた」
トッテナムは主力にケガ人が相次いでおり、この試合でもロドリゴ・ベンタンクールが負傷交代を強いられることに。指揮官は試合後の会見で、「ジオ(ロ・チェルソ)やロドリゴ、ブライアン(ヒル)は今季初先発。さらにサイドバックが4人、ウインガーが4人先発していたと思う。彼らがその状況にどう対処するかだけを考えた。素晴らしいヴィラに対し、我々が優勢に立てない言い訳はたくさんあると思うよ」とも語っている。